急にお腹が痛い!犬の結石の5つの原因と症状と治療法
2017/04/09
いきなりですが、結石とは?
私たちも結石があったとか、よく話を聞きますね。私は結石になったことはないのですが、石が体の中にあるイメージなのですが、
結石とは・・・腎臓などにできるシュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムなどのかたまりのことです。
腎臓から尿管、膀胱、尿道という尿の通り道(尿路)にできるため、総称して「尿路結石」ともいいます。
やはりかたまりのようです。そして厄介なことに、激しい痛みが伴います。
これが愛犬にでも起こったら大変ですね。犬が痛さに苦しむのです。一体どうしたらいいでしょうか?
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衝撃!これが結石です
体の中の結石です。初めて見ました。ちょっと気持ち悪いです。こんなのが体の中にあるなんて・・痛くなるはずです。早く取ってあげたい。
どうして結石になるの?
原因として5つあります。
1,食べ物・お水に含まれる物質
犬が普通に食べたり、水を飲んでいるだけで結石の原因になります。ビックリですね。防ぎようがないじゃないですか(/ω\)
食べ物やお水には、カルシウム、マグネシウム、リン、尿酸、ケイ酸などのミネラルの成分があります。これが尿中に排泄され、尿結石の現認になります。
2,飲む水の減少
犬がお水を飲む量が少なくなると、尿の濃度が濃ゆくなります。すると結石ができやすくなります。
犬のオシッコの量や、回数も注意が必要です。犬がおトイレに行って、オシッコをしようとしているのだけれど、オシッコがなかなか出ないというのも要注意です。
そういえば、少し前に私の実家の猫が15歳で長生きですが、その猫がオシッコをするような姿勢で、暫くじーっとしてるけど、何もしないと母が話していたことを、今思い出しました(´・ω・`)
それ以来、何も言ってこないので、たぶん大丈夫だと思いますが、母はのんきなので、確認しようと思います。
3,細菌による感染
ストルバイト結石は、原因のほとんどが細菌感染によるものと考えられています。
結石にも種類があり、ストルバイトとはリン酸アンモニウムマグネシウムの事です。膀胱にできやすい結石です。
4,体質や犬種
やはり、人間でも結石が出来る人と、出来ない人といるように、犬も体質が大きく影響してきます。
どうしてかははっきりわかっていません。又、犬種によっても、違いがあるようです。
例えば、ダルメシアンは尿酸膀胱結石を形成しやすいと分っています。
他にはパグ、ペキニーズ、ヨークシャーテリア、ビーグル、 ダックスフンド、ウェルシュコーギー、ミニチュアシュナウザー、ブルドッグ、コッカースパニエルなどの小型犬が膀胱結石を形成する傾向が見られます。
5,たばこの影響
カドミウム曝露が犬の膀胱結石の形成リスクを増大させると分かってきました。たばこの煙がカドミウム曝露の最も一般的な源です。
たばこはほんとに百害あって一利なしです。出来ればやめて下さい。
結石になるとどういう症状が出てくるのでしょうか?
犬は人間と会話が出来ないので、行動や鳴いて訴えることしか出来ません。飼い主さんが結石の症状を知って、早く気付いてあげて下さい。
そしてもし、症状に気づくことが出来たら、早く病院に行ってください。結石が大きくなると、開腹手術で取り出さないといけなくなります。
膀胱結石・尿道結石の主な症状
・ぐったりして元気がない
・食欲不振
・普段より水をたくさん飲む
・おしっこの回数が増える。又はトイレではないところでおしっこをしてしまう。
・尿の色が濃い。又は濁っている。
・血尿(紅茶~コーヒー色)
・尿のにおいが強い
・おしっこの時にいきむが、なかなか出ない。
・おしっこが結晶できらきらする。
トイレのたびに声を出すプレーリードッグ
犬ではなく、プレーリードッグなのですが、トイレのたびに声を出しています。痛くて違和感があるのでしょうね。どの動物でも結石は出来るのですね。
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結石を防ぎたい。どうしたらいいでしょうか?
飼い主さんが出来ることは、限られています。やはり体質や犬種によって出来やすい犬がどうしてもいるからです。
日頃からの予防としては、適宜な運動、適した食事、又水をなるべく飲ませる事が大事です。
食事に関しては、結石症のケアを目的にしたドッグフードがあります。あれってうちのポコは食べてくれないんですよ。
普段食べているものと味が違うんでしょうね。困ったものです。
犬種が心配の飼い主さんは、日頃から結石症予防のドッグフードの味に慣れさせていた方が、いざという時にいいかもしれないですね。
動物病院の先生によって、治療方法にいろんな考え方があります
犬にどうして結石が出来るのかというのは、まだ100%解明できていない部分があります。なので、病院の先生によって、治療方法や考え方が異なることもあります。
飼い主さんの考え方と異なるとか、自分の意見を聞いてくれないとか不信なことがあったら、セカンドオピニオンという手もあります。
結石になったら開腹手術になるの?
愛犬に手術なんて飼い主さんにとっては、心配ですね。何でも病気は早期発見と言いますが、犬の結石も手術する前に治療方法があります。
1,内科療法で結石を溶かす
2,尿の量を増やして結石を流すという方法もありますが、今はいい薬があるのでこの治療は少なくなりました。
3,上記の方法で治療できない時は、手術になります。
結石は1度かかると、困ったことに再発しやすいです。その後のケアも大事になります。例えば、新鮮な水を用意する、トイレを清潔にし、すぐ出来るような環境に整えるという事も大事です。
今は結石予防のサプリメントもあるようです。
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