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エリザベスカラーを嫌がる犬のストレス対策!手作りしちゃおう

      2017/04/09

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犬や猫が傷口を触らない様に、舐めないようにするエリザベスカラー。

見ただけで硬そうだし、邪魔のようでかわいそうですね。犬にとって、ストレスがない方法や手作りの仕方までをご紹介します。

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エリザベスカラーとは!?

犬や猫をまったく飼った事はない人や、そもそも動物にあまり興味がない人は、

エリザベスカラーなんて言われても、何のことやら分からないでしょうね。

(そういう人はこのサイトまで、たどりつくことはないですが・・・)

新しい色(カラー)の呼び名かしら?とか、エリザベス女王の事なのかなとか思ったり。

 

エリザベスカラーとは、犬や猫等が怪我をして治療をした時、手術をした時にその後、犬たちが傷口を舐めたり爪で掻いたりしない様に、

首のところにわっかのようなものをつけて、傷が治るまで装着している円形上の保護具の事です。

そう聞けば、殆どの方がああ・・とわかると思います。

 

16世紀イギリスのエリザベス朝時代に、衣服に用いられた襟と似ているので、そう呼ばれているのです。

名前はエレガントですが、犬や猫にとってはこの上なく、わずらわしくストレスを感じるようです。

このころの時代は最先端のおしゃれだったんでしょうね。でも実際は、じゃまだとか思ってたんでしょうかね?

 

犬にとってエリザベスカラーは必要?

犬によって違いますが、エリザベスカラーを割と受け入れてくれる子と、とても嫌がる子と分かれるようです。

だって首回りに、円形上に取り囲んであるんです。顔を舐めたくても舐められない。かゆくてもかけないわけです。邪魔にならないわけがありません。

犬がエリザベスカラーを嫌がって、暴れたり鳴いたり、取ろうと必死になったりした経験を持つ飼い主さんもいます。

 

エリザベスカラーをする時というのは、怪我の治療の後や、手術後の縫った後を舐めない為などが考えられます。

又、病院によってエリザベスカラーをすすめるところと、そうでないところとあるようです。

多少ペロペロと舐める位なら、そう問題もないですが、犬によってはとても気にしてずっと舐める犬もいます。

 

そうなってくると、傷口の治りも遅く、場合によっては傷口が開いてしまうこともあります。開いた傷口から、細菌が感染する可能性もあります。

犬がエリザベスカラーを嫌がっているとかわいそうかもしれませんが、傷口が開くよりはエリザベスカラーをちゃんとつけてあげて、早く傷口を治してあげましょう。

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簡単に手作りが出来る!?

病院でもらうエリザベスカラーを、犬が嫌がってしまう場合、飼い主さんで手作りしてみませんか?

エッ?あんなの出来ないと思うかもしれませんが、要するに犬が患部を舐めたりしない様にすればいいのです。

 

100均の材料で簡単に作れる

用意するもの シャンプーハット(出来れば透明なもの)マジックテープ(又は糸と針)これだけ。

 

作り方

 1,犬の首回りを測りましょう

2,シャンプーハットを犬の首回りにあわせて、はさみで切ります。(ぎりぎりに切らず、マジックテープで重なる部分を4㎝~6㎝ほど残します)

3,切った両方の端にマジックテープをつけます。これだけです。簡単でしょ?

 

裁縫が得意な方へおすすめの手作り

裁縫が得意な人におススメですが、そうでない方はシャンプーハットの方がいいでしょう。

用意するもの キルティングの布 糸と針 バイアステープ マジックテープ コンパス 新聞紙

 

作り方

1,犬の首回りを測り、新聞紙でコンパスを使って型紙を取ります。

2,型紙にあわせて布を切ります。

3,布の端にバイアステープを縫います。

4,布を合わせる端に、マジックテープを縫い付けます。犬の首回りに取り付けて、マジックテープでとめます。

柔らかいし、犬が眠る時も邪魔になりません。

 

おススメのエリザベスカラー

病院等でもらうエリザベスカラーは硬かったり、使いづらかったりといまいちなんです(動物病院の方、ごめんなさい)でも値段は安めなんですけどね。

1週間位エリザベスカラーをつけていないといけないので、犬にとっては苦痛です。

上記の手作りも苦手だし面倒くさいけど、犬の為に少しでも楽なエリザベスカラーをつけてあげたいという飼い主さん。

そこでおススメのエリザベスカラーをご紹介します。

 

 

私もこのエリザベスカラーを購入しました。これの1番のおすすめはメッシュで周りを作ってあるという事です。

夏に使わなければならない時、プラスティックで覆ってあると暑そうでかわいそうです。犬にとって周りも見えるし、圧迫感もありません。

又、首輪の上からつけられるというのも便利です。軽いし装着もボタンだけで素早くつけられるため、嫌がりません。

サイズがS(16㎝~21㎝)M(22㎝~28㎝)L(29㎝~35㎝)とあるので、犬の首回りを測って選んでください。

 

エリザベスカラーの代わりになる術後服

どうしてもエリザベスカラーを嫌がる犬や、飼い主さんが好きではないという方におススメなのは、術後服です。

術後服と言っても、外出に使えるようなおしゃれなものが沢山あります。

そして犬もストレスがなく、患部が治るまで日常生活が出来る優れものです。

一般の犬用の服より、術後という事を考えて作られています。

 

 

可愛いピンク色の術後用です。上記でご紹介しているのは女の子用です。

この術後服の特徴は、13種類のサイズ、太ももがゴム式なので調節できる、抗菌、伸縮性があり排泄時も着用したまま出来ますよ。

サイズが合わないと、せっかく排出も出来るようにできているのに、服が汚れてしまうのでサイズは正確に測りましょう。

術後服なら犬もストレスなく過ごせますね。エリザベスカラーの代わりにおススメです。別に色違いで、男の子用もありますよ。


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