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犬の体に負担をかけないハーネス おすすめから手作りまでを紹介

   

犬の散歩時には首輪が一般的ですが、実はハーネスという胴輪があるのは知っていますか?

あまり見かけないですが、一つ持っていると便利です。

ここではハーネスとはどういう物なのか、どんな時に使うといいのか、又、おすすめのハーネスなどを紹介していきます。

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ハーネスとは

犬には首輪が一般的なので、ハーネスと言ってもピンとこない人もいるでしょうね。

ハーネスとは胴輪のことで、馬具の一種です。

馬に胴輪がしてありますよね。そう聞くとああそうだと思いますよね。

又、盲導犬にもハーネスがしてあります。

 

そういえば、2,3才の人間の赤ちゃんにもハーネスをしていた光景を見たことがあります(/・ω・)/

車のシートベルもハーネスの一種です。

つまりハーネスとは、動物の腰辺りを固定して、つないである道具なのです。

 

犬にとって首輪はストレス?

首輪というと犬の首を絞めつけるイメージや、ストレスになるのではと感じる飼い主さんもいるかもしれません。

実際、犬は首輪をストレスと感じているのでしょうか?

 

イギリス・ウエストイングランド大学の動物福祉科学チームの実験があります。

その結果として、首輪とハーネスではストレスに大きい違いは殆どなく、ハーネスだからストレスが少ないといった証拠はなかったという結果でした。

 

そうなれば、ハーネスと首輪は、それぞれ必要に応じて使い分けていくといいですね。

犬の大きさや、年齢、性格、喉の病気散歩時にという具合に使い分けるといいでしょう。

 

ハーネスのメリットとデメリット

ハーネスの一番のメリットとしては、犬の体や首に負担をかけずに散歩できる、移動できるという事です。

大型犬と散歩するとき、引っ張られて犬がゼイゼイと苦しそうにする事があります。

 

ハーネスだったら、首にかかる力や衝撃を吸収してくれますよ。

特に子犬は力が弱いので、ハーネスをすると飼い主さんが犬を引っ張るような形になる事を防いでくれます。

 

又、引っ張り癖がある犬にもおススメで、引っ張り癖を直したい時にもハーネスを使うといいですね。

どんな犬にもハーネスは合いますが、特に気管支が弱い犬や、高齢犬、介助が必要な犬にはおススメです。

 

高齢犬や介助におすすめ

犬が高齢になって足腰が弱ってきても、自力で歩けるうちはゆっくりで構わないのでなるべく歩かせるようにします。

しかし自力で歩行が難しくなった場合や、転びやすくなった場合は、犬の為のコルセットやハーネスを使用してあげましょう。

ハーネスに装着する部位が、前、後ろ、胴などいくつかの種類があります。

 

かかりつけの病院で相談すると、状態にあったものを紹介してくれるはずです。

又、介助が必要な犬にハーネスをつけてあげて移動させると、飼い主さんも余計な力を使わなくてすみます。

 

ハーネスのデメリット

いいところだらけのようなハーネスですが、実はちょっとデメリットもあるんです。

ハーネスは犬が結構自由に動くことが出来るので首輪よりもしつけがしづらいです。

逆に言うと、首輪はしつけに最適です。

 

又、ハーネスは着脱が面倒なため、急ぐ時や犬が暴れる時など時間がかかります。

ハーネスと首輪には、それぞれメリットとデメリットがあるので、その犬の特徴によって使い分けるといいですね。

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小型犬にはハーネスがおススメの理由

小型犬は首元や喉元に負担がかかると、気管虚脱になりやすいので注意しましょう。

予防には、ハーネスを使用する頻度を多くした方がいいでしょう。

 

気管虚脱とは

気管虚脱とは喉と肺をつなぐ管状の機関が扁平化する病気です。

症状は犬が興奮時に「ガーガー」というアヒルの声のような咳が持続します。

※チアノーゼとは、皮膚や粘膜が青紫色である状態の事

 

チアノーゼの全ての原因が首輪であるという事ではありません。

もともと気管が弱い犬だったなど考えられますが、首輪は小型犬にとっては負担がかかりやすいと考えられます。

 

人気のおすすめハーネス

ハーネスも種類や特徴があり、何を選んでいいか迷います。

いくつか人気のハーネスをご紹介します。

 

子犬に最適

 

 

ソフトに胸元を包み込み、首に負担をかけないハーネスです。

小型犬にも最適で、ヒッコリー柄でカジュアル&キュートな仕上がりです。

このハーネスの特徴としては、ナスカンが勝手に開かないロック機能、内側は抗菌防臭加工のメッシュ生地です。

 

又、背中のクリップでサイズ調整も簡単に出来ます。

さらに胸元のワッペンとリードに蓄光反射素材付きです。

リードの持ち手にもクッションがついていて、手に優しく飼い主さんもラクチンです。

 

中型犬~大型犬に最適

 

愛犬の体を優しく包み込むハンドル付き軽量ハーネスです。

ハーネス部分に持ち上げハンドルがついているので、とっさの引き寄せの時や段差の持ち上げの時に便利です。

又、通気性の良いメッシュに、衝撃を吸収するやわらか素材を使用しています。

 

両サイドにワンタッチバックル付きの為、頭を通すだけで着用できます。

足を通すのを嫌がる犬も安心です。

調整は首と胴の2か所ですることが出来るので、後ずさりして嫌がる犬にもおすすめです。

 

歩行困難や持ち上げ、寝返り補助に便利

 

ハーネスとは少し違いますが、犬も長生きになると介護が必要になってきます。

そういう時に便利なアシスタントバンドという物があります。

 

犬の腹部を圧迫せず階段の上り下りも出来るし、起き上がりをサポートしてあげることも出来ます。

犬が寝ている時は2段階でサイズ調節可能で、寝た時も直接肌に当たらず毛の巻き込みを防止する当て布付きです。

通気性が高く適度な弾力で床ずれを防いで、吸水、速乾性にも優れています。

 

ふらつき始めの犬は、お尻を上に持ち上げてもらうと立ち上がりや歩行が楽ですね。

アシスタントバンドには、もともと持ち手が2か所ついていますが、さらにプラスしてリフトタイプの物があります。

高齢犬は体型に変化がみられる事が多いので、購入する前は体の寸法は測りなおした方がいいですね。

 

ハーネスを手作り

手芸が好きな人、手先が器用な人はハーネスを手作りしてみませんか?

世界でたった一つの愛犬だけのハーネスが出来ますね!

 

 

用意するもの

・表生地と裏生地になる布

・型紙

・バイヤステープ

・マジックテープ

・Dカン

・ナスカン

(Dカンとナスカンは100均のハーネスから拝借してもいいですよ)

 

器用な人は犬の寸法を測って、型紙を作ってもいいのですが、曲線部分もあるので大変ですね。

市販の型紙を使うと簡単です。

 

 

型紙は1枚持っておくと便利です。

サイズが合わなくなるといけないので、原型をコピーしておくといいですね。

 

いかがでしたか?

今まで首輪だけだった飼い主さんも、犬にハーネスを使ってみてはどうでしょうか?

種類が沢山あるので、お店に行ってみて犬にあったハーネスを見つけて下さいね。


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