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緊急用!犬が骨折をした時の応急処置とその後の対策

      2016/01/24

骨折の症状を知っておこう

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犬は運動神経がとてもいいですが、やんちゃで無謀なこともときには、やってしまいます。

飼い主さんが知らない間に、骨折をしていることもあるかもしれないのです。

骨折は最初の数日間での処置によって、その後の経過が決まると言われています。

犬が骨折をした時は、どうなるか症状を知っておきましょう。知ることによって、早期発見につながります。

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歩き方がおかしい

犬がびっこをひいて歩いたり、明らかにいつもの歩きかたとちょっとでも違ったら、骨折又は怪我を疑って下さい。

軽い骨折であれば、犬はびっこをひきながら歩きます。特に犬は前足を骨折する場合が多いので、前足を地面につかないように庇いながら歩きます。

 

一部変形している

前足が曲がったままとか、体の一部がポコッと腫れていたら、骨折又は他の病気かもしれません。

不自然に曲がっているなら、クル病や骨軟化症(こつなんかしょう)の疑いもあります。

日頃から犬の体を触ったり、観察しておきましょう。

 

じっとしている

いつもはしっぽを振って元気な愛犬なのに、じっと床の上にうずくまったままとか、名前を呼んでも来なかったりとかしたら、具合が悪いのか、

体のどこかが痛いのかを疑いましょう。もちろん骨折の場合もあります。

 

排便・排尿がうまく出来ない

脊髄を損傷すると、排便や排尿のコントロールがうまく出来なくなります。

 

骨折の種類

骨折にも大きく分けて5つの種類があります。

・疲労骨折・・1回だけでは骨折にはならないが、繰り返し同一部分に圧が加わることによっておこる骨折

・亀裂骨折・・一般的に言われる骨にひびが入った状態です。痛みも少ないので気づきにくいです。

・圧迫骨折・・外傷や椎骨の弱まりによる椎骨の崩壊でおきる骨折。

・剥離骨折(はくりこっせつ)・・筋・腱・靭帯等が引っ張られて、その付着部の骨が引き裂かれて生じた骨折

・成長板骨折(せいちょうばんこっせつ)・・骨幹端の成長板という部位は回りの骨や関節より弱く、骨折しやすい。成長板は骨の発育の上で最も重要な部位です。

 

骨折は自然治癒するのでしょうか?

骨折と聞くととても痛いイメージがあります。私は骨折をしたことがありません。

でも学生時代に運動部だった人は、骨折の経験があるかもしれませんね。

骨折を気づかずそのまま放っておいたらどうなるのでしょうか?自然に治るものなんでしょうか?

実は骨折治療は最初が肝心と言われています。動物は自然治癒力があります。骨折もとても軽い物であれば、治癒力が働き回復すると思います。

 

ただどんどん骨折を治すための細胞や蛋白が生産されるのが、初めの2週間だけなのです。

その間に骨折がある程度回復しなければ、びっこのままだったり再度骨折したりと良くない状態のままです。

骨折したところは、最初の数日間にすごい変化が起きていて、治癒の足固めをしているのです。骨折は自然治癒できないわけではないですが、やはり病院にかかった方が賢明と言えます。

 

骨折の応急処置をしてあげよう

病院に数時間内にいけない時は、飼い主さんが応急処置をしてあげるとその後の治りも早くなります。

でも応急処置って・・・骨折しているのに怖いですよね?骨折の経験がない人は、なおさらどうやっていいのか分かりません。

恐がったり痛がったりしている犬に、無理やり応急処置をする必要はありません。出来ない時はゲージに入れて安静にしておきましょう。

 

出血をしていればきれいに拭いてあげて、ガーゼで止血します。その後布を骨折部分に巻きます。

平板状の副木を当てその上から、布で巻き固定します。その後は病院に行くまで安静にしておきます。副木がない時は、新聞紙や段ボールを平たくして木の代わりにします。

あくまでも副木は強く巻きすぎない事が大事です。1度練習しておくといいですね。

 

病院での骨折治療とは?

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骨折の治療というと、ギブスをはめて包帯をぐるぐる巻いて思うように動けないというイメージがありますが、実際はどんな治療をするのでしょうか?

病院では骨折の状態を見て、手術をする方がいいのか、レントゲンを撮って判断します。その後手術が必要かどうか判断します。

病院での骨折治療は大きく分けて4種類です。プレート法、創外固定法、髄内ピン法、副子固定法です。

聞いたことがないものばかりですが、具体的にはどんな治療なのでしょうか?

 

プレート法

骨折部分を開き、直接骨に金属の板(プレート)を当てネジで止める方法です。骨を露出させての手術です。

メリットは翌日から歩くことが出来ます。中の金属の露出部分もありません。

デメリットは大きな切開をするので、体に負担がかかる事。又、いろんな意味で骨の強度が弱くなり再骨折しやすくなります。プレートを止めたネジが緩んだりという事も考えられます。

 

創外固定法

皮膚の外側から金属製のピンを刺入し、ピン同士を皮膚の外で固定する方法です。粉砕骨折や開放骨折(複雑骨折)でプレート法では出来ない時等に使用されます。

メリットは治癒が早く、強い骨が出来る。プレート法のように治癒後は体の中に金属が残らない。犬への体の負担も少ないです。

デメリットは外側にピンが出ているので、外飼いの犬や猫、野良猫には不向きです。又、病院側の高い技術が必要な手術です。

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髄内ピン法

骨の中の空洞部分(骨髄)に金属ピンを通し、骨折部分を支えるという方法です。これだけだと強度が弱いのでギブスもします。

メリットは開かなくて済む場合もあるので、犬の体の負担が少なく治癒も早いです。

デメリットは金属ピンとギブス固定をしますが、強度が弱いのが難点です。

副木固定法

昔からあるギブス固定法です。骨折の症状によってはこれで十分な場合もあります。キズ口を開く必要がないため、治癒時間がとても短く丈夫な骨が出来ます。

ただキズ口を開かない代わりに、骨を元通りの状態に戻すには難しいです。

 

骨折はどの位で治る?手術費用はいくら?

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骨折は完治するまでどの位かかるのでしょうか?完治するまでは副木やピンは取れないし、思うように歩けず安静にしておかなければなりません。

骨折の具合によって、完治にどの位と言えませんが、軽くて2~3か月、複雑骨折だったら半年以上はかかるでしょう。

それにより治療費や手術費用も変わってきます。副木だけで済めば安いですが、最低10万~30万と覚悟してください。入院すれば入院代もかかります。

やんちゃな犬だったら、保険に加入しておいた方が安心かもです。

 

手術後のリハビリは必要?

骨折が完治するまでは、通院が必要になってきます。自宅では完治するまでどう過ごせばいいのでしょうか?

散歩も行けませんし、遊ぶことも出来ません。骨折が完治するまでは無理せず、家の中だけで歩かせるようにしましょう。

無理にリハビリを考える必要はありません。骨折の具合にもよるので、病院とよく話してください。

病院によっては、リハビリを専門にしているところもありますね。プロの管理のもと、リハビリはやって下さい。

外に出られないからと言って、飼い主さんが犬をだっこして散歩させるのは危険です。犬が動いて落ちてしまうという事もあります。やめましょうね。

又、家で複数の犬や猫等を飼っていると、どうしても遊んだりしてしまいます。大変ですが完治するまでは、別の部屋に隔離して安静を保ちましょう。

 

骨折させない為には

骨折をしたらどんなに大変か分かりましたね(/ω\)

家の中を再度見て、危ない物がないか、床に絨毯を敷いたりとか点検してください。散歩のときは必ずリードをつけて、飼い主さんのいう事を聞くようにしつけをする。

骨密度を高めるためにも、カルシウム、リン、ビタミンDやたんぱく質等のバランスのいい食事を考えてあげましょう。

日光浴も骨を丈夫にしますよ。


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