犬を感染症から守るための混合ワクチンの料金や副作用、接種時期まとめ
2017/04/09
犬の代表的な感染症に狂犬病というのがありますね。
狂犬病の予防接種を必ずしなければいけない事は、これを読んでいらっしゃる方ならご存知でしょう。
でも予防接種って心配ではないですか?
動物病院にすべてお任せでいいでしょうか?
もちろん注射を打つことはできませんが、予防接種について知識を持っておくのと、何も知らないのでは違います。
愛犬のために、犬の混合ワクチンについて、勉強しましょう。
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目的はお散歩ではないと分った瞬間
お散歩だと思っていたら、実は大嫌いな注射だった・・・(/ω\)
犬の行動が面白いですね。いえ、本人は笑えないのですが(>_<)
犬をスムーズに連れてくのも大変です。
犬の混合ワクチンとは?
生物は自分が持っていない病原体から守る働きを持っています。
これを免疫といいますが、強い病原体や自分が持っていない病原体を防ぐことは難しいです。
病原体から守るために、ワクチンであらかじめ、弱くなった病原体や害のないものを体の中に入れて感染症から防ぎます。
犬の混合ワクチンとは、死亡率が高い感染症を一回の予防接種で、複数の感染症を予防できるという便利なものです。
混合ワクチンも予防できる感染症の数によって、2~8種の種類があります。
実際には5種以上の混合ワクチンをするのが多いようです。
犬の混合ワクチンは絶対しなければいけないの?
狂犬病は義務付けられていますが、混合ワクチンは義務付けられているわけではありません。
ではもし混合ワクチンをしなかったら、どうなるのでしょか?
混合ワクチンで予防できる感染症が、現在流行しているわけではありません。
実際、混合ワクチンをしないで長生きしている犬もいます。
ただ、感染症が流行しはじめてから混合ワクチンをしても遅いです。
私は推奨するわけではありませんが、しないと不安ですよね?
子犬のころ、混合ワクチンをしてアレルギーが出たという犬もいます。
そういう犬はアレルギー発症以降は混合ワクチンをやめたり、種類の数を減らしたりしているようです。
私の愛犬は現在、5種の混合ワクチンをしています。8種まではいいかなという私の考えと、獣医さんの意見によるものです。
いずれにしろ、犬によってアレルギーの出方も違いますし、混合ワクチンをしなかった時のリスクを考え、慎重に愛犬の為に判断してください。
初めての混合ワクチン
初ワクチンのようです。お利口さんですね(^_-)-☆
何か良く分からないうちにワクチン注射が終わってしまいました。これで安心(^^)/
犬の混合ワクチンで防ぐことが出来る感染症とは?
混合ワクチンの種類によって、防ぐことが出来る感染症の数が違います。
ここでは5種・7種・8種で防ぐことが出来る感染症とその特徴をあげてみます。
5種で防ぐことが出来る犬の感染症と特徴
・ジンテンバー感染症
初期症状は発熱や食欲不振ですが、症状が進むと神経障害があらわれて、場合によっては命にかかわることもあり、大変危険な感染症です。
1歳未満の子犬が多いので、やはり混合ワクチンの接種はしておくにこしたことはないでしょう。
・バルボウィルス感染症
命に係わる場合もあります。嘔吐・下痢を繰り返す場合があります。
・アデノウィルスⅠ型感染症
発熱・食欲不振・鼻水から肝炎を伴います。これも危険な感染症です。
・アデノウィルスⅡ型感染症
発熱・せき・扁桃炎・肺炎・気管支炎などの呼吸器系の疾患から他の細菌に感染するともっと重くなります。
・パラインフルエンザ
人間のかぜに似た症状が出ます。これも他の細菌に感染するともっと重くなります。
7種で防ぐことが出来る犬の感染症と特徴
5種で防ぐことが出来る感染症の他に
・レプストピラ感染症 黄疸出血型
肝臓や腎臓がおかされる病気です。
主な症状は、黄疸や下痢・歯茎からの出血です。
・レプストピラ感染症 カニコーラ型
黄疸や下痢や尿毒症になることも・・
8種で防ぐことが出来る犬の感染症と特徴
7種で防ぐことが出来る感染症の他に
・コロナウィルス感染症
主な症状は食欲不振・嘔吐・下痢です。
子犬は症状が重くなりやすく、バルボウィルスと合併すると大変危険です。
どれもこれも怖いものばかりですね(>_<)
愛犬がこういう感染症にかかったらと思うと恐ろしいですね。
自分の具合が悪くても、言葉で伝えることが出来ないのです。
それでも混合ワクチンは必要ないと言いきれるでしょうか?
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ガマンガマン
最初は不安そうにしてますね(/ω\)子犬の顔が物語っています。
でもちょっとガマンしているだけで、安心だからね(*^^*)
混合ワクチンの気になる料金と接種回数
さて、気になる犬の混合ワクチンの料金ですが、動物病院によって多少違いますし、予防する種類の数でも違います。
接種する前に、動物病院に問い合わせてみましょう。
大まかにいうと、1回が5,000円~8,000円位です。
1回目の接種時期は、生後50日前後です。それから3~4週間後に2回目を接種します。
場合によっては、3回目・4回目が必要になってくるときもあります。
それからは通常は毎年1回を進められると思います。
犬によって違うので、獣医さんよりワクチンプログラムを立ててもらい、それに従って混合ワクチンを接種しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
いろんな怖い病気がありますね(/ω\)
犬にとっても飼い主さんにとっても一つの大事な命です。
愛犬の命を守るために、混合ワクチンの予防接種の事よく考えてあげて下さいね。
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