もう繰り返さない!犬の盗み食いをしつける4つの方法
2017/04/09
「食卓から席を外すと、犬が毎日のように夕食を盗み食いするんですよ」
新しく犬を飼い始めた一人暮らしの男性の方が、こんなことを話していました。
この男性は一人暮らしが寂しくて、初めて犬を飼ったそうで、どのようにしつけをしたらいいか分からないと嘆いていました。
「メインのお肉を持っていくんですよ!」と・・・さすがにそれは困りますね。
うちの犬は普段は人間の食事どきは静かに一人で伏せていますが、大好きな焼肉などのときはさすがに辛抱ならないのか、わたしの足元でよだれをたらしながらキラキラした瞳で見つめてきます。
吠えたりテーブルに乗ろうという行動は起こさないんですが、ちょっと食べにくいです(^^;)
どのように犬の盗み食いに対処するか、しつけ方をご紹介します。
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そもそも犬が盗み食いすることについて
そもそものお話なんですが、しつけをされている犬は盗み食いはしません。
しつけとは、飼い主と犬の間できちんと上下関係ができているということです。
飼い主がリーダーだとしっかり分かっている犬は、リーダーが食べている物を横取りしようとはしません。
例え飼い主が目を離していても、その隙に食べるなんてことはないんですね。
なので、上下関係を無視したまま盗み食いだけを止める方法というのは正攻法ではありません。
きちんとした犬にしつけをしたいなら、盗み食いだけでなく普段の行動から犬に上下関係をわからせるためのしつけをしなければいけません。
犬の盗み食いをやめさせる方法
ご飯トラップを仕掛ける
まず効果的で簡単な方法として、犬が盗み食いするであろうものにトラップを仕掛けておきます。
わざとそのご飯に辛子やわさびなどの刺激物を少量塗っておき、犬が食べたら「!!?」とびっくりするようにします。
こうすると、「飼い主から与えられた食べ物でないと嫌な思いをする」と覚えます。
ポイントは、犬は食欲旺盛なので一度や二度痛い目を見たからと言って、今までの盗み食いをすっぱりはやめません。
盗み食いに成功することもあると考えれば、連続して数回はトラップに引っかからせなければなりません。
そして盗み食いをしなくなった後も、しつけがされていない犬は「もう大丈夫かな」とまた盗み食いを始めます。
いたちごっこになってしまうので、収まらない場合は月に1~2回ほどの割合でわさびトラップをしかけておきましょう。
もちろん、犬の体のために少量の量にしましょう。
待てを覚えさせよう
盗み食いをする犬は「待て」ができていない犬も多いです。
犬をお利口にしつけるためには、エサを与えるときの待てとよしはワンセットです。
これを機にしっかり待てができる犬にしましょう。
①器に犬のエサを一口だけ入れる
②「待て」をさせる
③犬が「待て」をできて「よし」と言って食べ始めたら成功
これができる犬は、飼い主からご飯を貰うことができている。
飼い主がよしと言うまでは物は食べてはいけないんだ。と学習します。
②の「待て」ができないときですが、もう一人に手伝ってもらって犬のリードを引っ張ってもらいます。
エサを食べられない間「待て」と威厳のある声で繰り返し、犬が待てるようになるまで繰り返し練習しましょう。
食べ物は犬が届く場所に置かない
台所に置いていた食べ物を勝手に犬が食べてしまう場合の対処法は簡単です。
単に犬が届かない場所に食べ物を仕舞っておけばいいんですね。
それができない場合は、飼い主さんがズボラなのかもしれません(^^;)
そしてよく困ると聞くのがゴミ箱から焦って盗み食いをする場合です。
蓋付きのゴミ箱に変えても倒して開けられてしまったり、ゴミ箱の上に物を置いても押しのけてしまったりと、強引にゴミ箱を漁る犬がいます。
そんな場合は、鍵付きのゴミ箱がおすすめです。
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ワンタッチでゴミ箱がロックされるので、ゴミ箱を力づくで倒されても蓋が開くことはありません。
本来はゴミの臭いをシャットダウンするための機能なようですが、これは犬飼いの間では盗み食い防止用として活躍しています。
食事の間は犬はサークルに入れる
人間がご飯を食べている間、犬はサークルやゲージの中、という習慣を作りましょう。
今まで人間の食べ物を狙っていた犬なら最初は吠えたてますが、次第にご飯をくれないんだ。と分かると静かになります。
そして人間がご飯を食べ終わった後に犬のご飯タイムにして、必ず「待て」をさせます。
自分のご飯は人間の後で、これが自分のご飯なんだと分かり、上下関係を築くことができます。
ポイントは、犬がうるさいからとわざわざ犬から隠れるようにご飯を食べてはいけません。
どんな場所で食べても鼻のいい犬はご飯を食べていることは筒抜けです。
それよりも、犬の目の前でご飯を食べて、「これはお前のじゃないんだぞ」と分からせることが大切です。
可哀そう~なんて思うかもしれませんが、それで自分のご飯を奪われるなら仕方ないですよね。
犬には毅然とした態度で接したほうが、犬にとっても気持ちにけじめがついて楽になります。
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勝ってにおやつを食べたのは誰だ!?
2匹の犬を飼っている飼い主さん
この日は犬用のおやつであるフードが、何者かによって食べられていたゴミを発見。
すぐさま疑わしい2匹の犬に「お前が食べたのか?」と詰め寄ります。
1匹の犬は目を真っ直ぐ見つめて、とても自然な様子です。
そしてもう1匹の犬は・・・
犬とは思えないその表情の移り変わりに驚きましたw犬はたくさんの表情があるなと感じますが、ここまで豊かだと笑っちゃいますね(^^)
盗み食いして怒られることに大反論する犬
かってにご飯を盗み食いして飼い主さんは激怒!
罪を認めさせようと犬に怒鳴りますが、犬もまた大声で応戦!
どんなに言い聞かせようとしても反論をして、反省の気配がない・・・
最後は少し反省したようで、黙り込んだ犬がかわいいw
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