日常的に犬は最高何時間までお留守番できる?
2017/04/09
うちでは普段から家族みんな働いているので、平日は10時間くらいお家を開けています。
それでも犬が3匹もいるので、寂しそうではないので助かっています。
犬の多頭飼いはお散歩が大変だったり、餌代がかかったりと何かと大変なことも多いですが、やっぱり犬たちが幸せそうにしているのが一番ですね(^^)
しかし、犬飼いさんたちとお話していると、「10時間もお家を開けるなんて・・・犬は大丈夫?「寂しがってない?」など、遠回しでもないですけど、軽く批判されることがあります。
別にちゃんとお留守番のしつけをしているから、全然大丈夫なんですけどね。
お留守番のしつけの仕方は「犬がストレスを感じずに長時間お留守番できる6つのしつけ方法」をご参考下さい。
今回は、犬はお留守番は何時間までできるのか?ということに焦点を当ててみます。
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何時間まで犬はお留守番できる?
結論から言うと、しつけさえできていれば何時間でもOKです!
逆に言うと、しつけできていないお家から帰ったらお家の中が荒らされていた状態の犬の場合は、30分のお留守番でもNGです。
よく、5~6時間なら平気で、8時間以上も犬をほったらかしにして家を空けるような人は、飼い主失格!なんて書かれていることがあります。
しかしそれって、自分の家庭環境が6時間ほどでお家に帰れる人がいるからですよね?
長い時間お家を留守にするなら犬を飼うべきではない、なんて言う人もいますが、個人的にこれは間違った意見だと思います。
6時間でも10時間でもそれ以上でも、犬は1日の間に飼い主が定期的に帰ってくる状態ならストレスなく過ごすことができます。
たったの4時間ほどの差で犬が凄いストレスを感じるようになる!というのも、考えてみればおかしな話ですよね。
これは、例えばいつも9時にパートに出かけて、3時ごろ帰ってくるというお家の場合、それが6時やらに帰ってくるようになると犬はストレスを感じるようになります。
パートの時間を増やして、8時間働くようになったら、急に犬が吠えるようになった。ということがあります。
これは急に変える時間が遅くなったせいで、決して8時間だからいけないというわけではありません。
なので、毎日決まった時間に出かけて、何時間でもいいですから、決まった時間に帰ってくるというのが犬にとって一番ストレスがかからない状態です。
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普段から甘やかしている犬の長時間のお留守番はヤバい
知恵袋なども読んでいると、「5時間以上外出する場合は、ペットホテルに預けるべきだ」「8時間以上も留守にするなら、なぜ犬を飼ったんですか?」という意見が目立ちます。
確かに、そのような意見を書き込む飼い主の犬は、5時間以上のお留守番は無理です。
普段から人とべったりで、あまりお家を開ける時間が少ない家庭環境なのでしょう。
四六時中一緒にいたほうが、犬にとっても幸せなはず!と多くの飼い主さんは思っていますが、実は犬の幸せはそのようなことでは測れません。
しっかりと犬と人間の立場の差をわきまえて、飼い主のことをリーダーだと認識していることが犬にとっての幸せにつながります。
普段から信頼関係を築けていれば、犬は何時間でも飼い主のことをじっと待てるものなのです。
死んだ飼い主を待ち続ける犬
プードルのウッディは、飼い主が亡くなり、その後1年もの長い間家の軒下で飼い主の帰りを待ち続けています。
家は売り飛ばされ、ウッディは家の軒下に住むしか余儀なくされました。
近所の人たちがお水と餌を運んであげるものの、ウッディは頑なにそこから動こうとしません。
これは飼い主が亡くなり、その上引き取る家族もいないという最悪の状況ですが、このようになることもあり得ない話ではありません。
しかしウッディは、もともとしつけがしっかりできていた犬なのでしょうね。
このような過酷な状況でも、何時間と言わず何年でも飼い主の帰りを待っていることができそうです。
最後ウッディは新しい優しい家族に引き取られて、ぼさぼさの毛を切ってもらい、幸せになることができました(^^)
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