犬に噛まれたとき早急にしなければならない2つの対応・処置
2017/04/09
今は犬だけが外を歩いているという事は滅多にないことですが、昔は犬の放し飼いやのら犬も多かったためイヌだけが外をウロウロしているという事がありました。
私も子供のころ、外で野良犬に遭遇した時、目が合って怖い思いをしたことがありますが(>_<)幸いなことに何故か犬が逃げていったことを覚えています(*_*)
でも、今でも放し飼いの犬が子供を噛んで怪我をさせたとかいうニュースがありますね。子供は痛い怖い思いが残るし、現実的な問題で飼い主さんと
被害者の間での慰謝料請求に発展して、ほんとに後味が悪いです。絶対にそんな事があってはいけません。
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「犬が噛む癖は絶対直せる!効果的なしつけ方法テクニック」 |
上記の記事でもご紹介したように、愛犬の噛む癖は大変な事になる前にしつけておきましょう。
しかし、言葉が通じない犬なので、万が一、人を噛んでしまって怪我をする場合があるかもしれません。
そういう時の為に、どうしたらいいか知っておくと役に立ちます。
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犬に噛まれた!まずすること
気を抜いていたら愛犬から噛まれた。野良犬から噛まれた等あると思います。
まず犬に噛まれた場合、すぐにできる簡単なこと。
1.流水で傷口を洗い流してください。
ただし出血がひどい時は、傷口の上部分をタオル等で縛り、止血した後洗い流して下さい。
2.タオルで傷口を抑えた後、なるべく早く病院を受診する。
犬に噛まれたら小さな傷口でも病院の受診をおすすめします。
具体的に処置方法を画像で見てみましょう
これは蛇に噛まれたら・・との事ですが、分かりやすいですね。
犬も蛇も噛まれたらまず、流水で洗い流すようです。
病院に行きたいけどいけない時は?
犬に噛まれた時、小さい傷口でも病院に行った方がいいのですが、土日祝日または夜遅くに噛まれた時、どうしても外せない用事が
あって病院にいけない時はどうしたらいいでしょうか?
流水で流した後の応急処置を頭に入れておきましょう。
1.軽い出血の場合は流水で洗う。
2.消毒液を傷口に塗る。
3.清潔なガーゼ・タオル・布等を何重かに傷口に当てて巻く。
4.手の平の部分を傷口に当て圧迫して止血する。
その後、なるべく早く病院の受診をおすすめします。
以上はあくまで軽い出血の場合です。
血がふきだして止まらなかったり、見るからに大ケガだと分る場合は、救急車を呼んでください。
ところで、病院ですが、稀に動物病院に行って「犬に噛まれた」と受診しに来る方がいらっしゃるようです(/ω\)
違いますよ。気持ちは何となく分かりますが(*_*)人間の病院です。外科系に行ってくださいね(^_-)-☆
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応急処置を覚えましょう
基本的な応急処置の仕方です。すり傷の手当ですが、処置の仕方は同じです。
犬が噛むとどうなるの?
犬に噛まれたら小さい傷口でも病院へ行きましょうと言いましたが、どうしてでしょうか?
何か問題があるのでしょうか?
実は犬の口の中というのは、いろんな細菌がいます。
そして感染症も持っています。噛まれることによって感染するかもしれません。
主な感染症を挙げてみます。
1.破傷風・・・小さな傷口で感染します。初期症状は口が開きにくくなり、けいれんを起こす場合があります。
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「犬を感染症から守るための混合ワクチンの料金や副作用、接種時期まとめ」 |
上記の記事でご紹介したように犬に予防接種をしていれば、防ぐことが出来ます。
2.狂犬病・・・日本ではワクチンを打つことが決められていますので、狂犬病は現在はありません。
狂犬病にかかると、助からない怖い感染症です。
必ずワクチンの接種をしましょう。
3.パスツレラ病・・・犬や猫の口の中に住むパスツレラ菌が感染原因の感染症です。
傷口がかゆくなったり、ズキズキ痛んだり腫れたりします。
私も猫に引っかかれたりした時に、傷口がかゆくなりますが気を付けないといけないですね(/ω\)
これらの事はワクチンを打てば、防ぐことが出来ます。
ワクチンは犬を守るだけでなく、私たち人間も守るという事なんですね。
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