いやいや!散歩中犬がお家に帰りたがらないときの理由と対策
2017/04/09
犬を飼っている人は経験おありではないでしょうか?
散歩の途中に、「さっ、そろそろ帰ろうか」と言いながら、来た道を戻ろうとしても、素直に戻ってくれなかったり、
足を踏ん張ったりして犬が帰りたがらない経験・・・
その姿を見ていると、もっと散歩をしてあげたいですが、毎日続いては大変ですね。
どうして散歩から帰りたがらないのか、犬の気持ちを想像してみましょう。
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ごはんより散歩が大好き
犬って散歩が大好きですよね。
昔、飼っていた柴犬のヒロも例外なく、散歩が大好きでした。「散歩」という言葉にすごく敏感だったので、
家族同士の会話の中で、「散歩」という言葉を使うのは控えていました。だって、散歩に行かないときに「散歩」と言ってぬか喜びさせたら行けないですからね。
散歩に行くときは、喜びでしっぽをいっぱい振ってますね。
人間は自由に家の中と外を出入りできますが、犬はずっと家の中、庭に繋がれているわけなので、散歩は気分転換や、ストレス解消、運動、外の景色、刺激等があり犬は散歩が大好きです。
飼い主さんの方も、犬と一緒に歩くことによって運動にもなるし、車ばかりの生活では見落としがちなものに気づくことだってあります。
そんな大好きな散歩なので、さあお家に帰ろうとしても、犬はそれを察知して「まだ帰らない」とばかりに、足を踏ん張ったり、道に寝ころんでしまったりと、非常に頑張って帰りたがらない時があります。
散歩はまだかな?
散歩に行く前の言葉に反応していますね。それだけ散歩が大好きなんですね。散歩はまだかなぁ。
帰りたがらない理由
帰りたがらない理由は、やっぱりもっともっと散歩をしたいという理由が一番です。
まだまだ運動したいとか、この間行った道に行きたいとか、あの家の犬に会いたいとか、犬にとっての理由があるんです。
犬と会話ができたらいいんですが、犬は自分の行動で必死に飼い主さんに訴えるわけです。
1日に1回~2回の散歩ですから、それは私達が思っている以上に楽しみにしています。
ただ、帰りたがらないと勝手に人間が思っているだけで、もしかしたら、実はもう歩きたくないということもあるかもしれません。
散歩の半分のコースまで来て、Uターンをするならもう疲れたから、歩くの嫌だからかもしれません(可能性は低いですが・・)
大型犬や若い犬ならもっと散歩をしたいでしょうが、小型犬や年をとった犬だったら、帰りは抱っこがいいのかもしれないですね。
断固として帰りたくありませんー柴犬編ー
柴犬が足を踏ん張って、散歩から帰りたがらない様子です。一生懸命な顔をしています。柴犬は何をやっても可愛いですね。
帰りたがらない動画を見ていると、なぜか柴犬の確率が高いです。(笑)柴犬の頑固な性格でしょうか?
実家で飼っていた柴犬は、親子でしたが、母親のヒロが「あっちの道に行きたい」という帰りたがらない行動をして、散歩中の父を困らせていると、娘の紅緒が
ヒロをなだめて、まるで「だめよ」という行動を取っていたそうです。親子の立場が逆ですね(-_-)
質のいい散歩とは?
犬の散歩の意味って何でしょうか?運動不足の解消?一番の意味はそれかもしれません。
しかし、歩かせるだけだったら、楽しいでしょうか?無言で歩いたり、犬が草の匂いを嗅ごうとしても、リードをグイグイ引っ張って見向きもしなかったり・・・
又、散歩が終わる時間になったら、すぐさま帰るように来た道を戻ったり、事務的になってはいませんか?
たまに見る光景で、自転車で散歩をさせているのを見ます。人間は楽でいいのですが、運動させればいいと思ってしまいます。
犬をリードでつないで散歩をさせるのは、人間が勝手に決めた決まり事です。犬は黙ってそれに従ってくれています。
それならば、散歩中に犬に話しかけたり、興味がある物に出会ったら、立ち止まって眺めていたりしてもいいのではないでしょうか?
散歩の質がいいと、犬も満足して、帰りたがらないという行動も減っていくかもしれません。
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散歩から帰ってくれるにはどうしたらいいのでしょうか
犬とは残念なことに会話が出来ません。飼い主さんが愛犬の日常を観察して、どうして家に帰りたがらないのか理解しようとしなければいけません。
そこの家によって事情が違うでしょうし、犬の気持ちや性格によっても理由は一概に言えません。
でも飼い主さんが理解しようとして、できる限りの環境は整えてあげるはずです。
上記に書いたように、質のいい散歩を心がけると、時間はかかりますが半年くらいで、帰りたがらないという行動がなくなったという飼い主さんがいました。
又、家に帰ったらおやつの時間と決めていると、楽しいことが待っていると思って帰ってくれます。実際散歩の後に、おやつをあげている飼い主さんも多いです。
リードの持ち方にもコツがある
リードの持ち方にもコツがあります。もしこれが帰りたがらない原因だったら、すぐに問題解決です!ぜひお試しください。
余談ですが、私は自転車に乗ることが多いのですが(犬の散歩ではありませんよ)犬の散歩の方の横を、自転車で通るとき、多くの飼い主さんはリードを長く持ったままなんです。
万が一、犬が自転車の方に飛び出してきたらと思うと、気が気ではありません。
どうしてリードを短く持ち直してくれないんだろうと、いつも思ってました。
自転車とぶつかってしまったら大変です。その時はもちろん、自転車のスピードは落としてゆっくり行きますが、出来ればリードは短めに持ち直してほしいです。
たまにはとことん付き合ってみる
こんなことを聞いたことがあります。やはりその人は、以前飼っていた犬が散歩から帰りたがらない事が多く困っていたそうです。
その当時は正直、うんざりした事もあったそうですが、その犬が既にいない現在は、もっと散歩に付き合ってあげれば良かったと思うという話を聞きました。
後で後悔しても、もう出来ない事です。ちょっと想像してみませんか?帰りたがらず、犬はいったいどこに行こうとしているのでしょうか?
犬の気が済むまで、とことん付き合ってあげると、もしかしたら犬の気持ちが分かるかもしれません。この道を通りたかったんだとか、この家に興味があったんだとか。
もしかすると理由もなく、歩くだけかもしれません。でもいいじゃないですか。たまにはとことん付き合って、いい思い出を作りましょう。
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