自宅でできる!正しい犬のおうちシャンプーの仕方
2017/04/09
おうちでシャンプーに挑戦しよう
今は犬も家の中で、家族同様に暮らしていますよね。ソファーに一緒に座ったり、ベッドで一緒に眠ったりしています。
でもいくら家族同然と言っても、犬は体全体でおおわれているし、不潔にしておけばノミも住み着いてしまいます。
やはり犬も定期的にシャンプーをしてあげて、体を清潔にしてあげましょう。
シャンプーすることによって、皮膚病も防ぐことが出来るし、他の病気予防になります。又、飼い主さんが体を触ってあげることによって、体の変化に気づく時もあります。
でもペットサロンでシャンプーをしてもらうと、高いですね。犬にかかる費用は他にも色々あるので、できれば節約できるものは節約したいです。
いっそのこと、愛犬のシャンプーはおうちでやってあげましょう。費用はシャンプー代とお湯代だけです。あとは飼い主さんの体力です。
ポコもおうちでシャンプーしていますが、慣れると楽しいですよ。ただやたらとシャンプーすればいいというわけでなく、正しいシャンプーの仕方があります。
せっかくシャンプーをするなら、犬にとって正しい仕方で気持ちよくしてあげたいですね。
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おうちシャンプーの頻度
犬のシャンプーはどの位の頻度でやったらいいのでしょうね?
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「犬の体に負担をかけない適切なシャンプー頻度とは?」 |
でも書いていますが、一般的に平均は月に1~3回です。
犬の年齢や種類、汚れ具合等で変わってきますが、シャンプーの頻度はそんなに神経質にならなくてもいいですよ。
私も仕事が忙しくて疲れている時や、他の用事が続いたときはなかなか出来ません。
子供の頃飼っていた柴犬は、外で飼っていたにも関わらず、確か1回もシャンプーをしてあげた記憶がありません。(それはそれで問題ですが)
シャンプーが出来ない時は、熱めのタオルで体を拭いてあげるだけでもいいですよ。
ドライヤーとお風呂場に慣らしておこう
ドライヤーの音って耳のいい犬にとっては、とても大きい音です。そして熱めの風が出てくるので、犬からすれば危険な物と思うのでしょうね。
犬がドライヤーに慣れていないと、本当に大変です。ポコも最初はドライヤーの音が大嫌いで、脱衣所で乾かそうとしても怯えてあまり乾かすことが出来ませんでした。
仕方なく半渇きのままで、こたつの中やストーブの前で乾くのを待つという事もありました。
又、お風呂場というのは犬にとって、ちょっと違う場所です。いつもはドアが閉まっていて、自由に出入りが出来ない場所です。
いきなりお風呂場に連れていかれて、お湯が体にかかるわけだから、びっくりします。
どうやったらドライヤーとお風呂場に慣れてくれるでしょうか?お風呂場はすんなり慣れてくれる犬もいると思います。
時々、水遊びのようなことをしてあげたりすれば、遊びの延長でお風呂場に入ってくれるでしょう。
問題はドライヤーの方ですね。やはり徐々にドライヤーには慣らしていく以外ありません。
ドライヤーのかけかた
1,はじめは、ドライヤーを床の上に置いておきます。形に慣れさせます。
2,次にドライヤーで、犬と遊びます。慣れたらちょっとだけドライヤーの音を出します。最初は遠くで音を聞かせます。ここまでを何回か繰り返します。
3,ドライヤーの音を出す時間を、少しずつ長くします。距離も少しずつ縮めます。
4,慣れてきたら、ちょっとだけ犬の足元に温風をあててみます。又何回か繰り返します。
5,足元に慣れたら、少しずつ体の方に温風をあてていきます。
6,最終的にはドライヤーを頭の回りにかけても嫌がらないようにします。
この過程はとても1回では無理です。何日間かかけてドライヤーに慣らしていきましょう。昨日できなかったことが、今日は出来たことがあったらおやつをあげたり、ほめて下さいね。
焦ってしまうと、犬がシャンプー自体を嫌がってしまいます。
どうしてドライヤーをしないといけないのか?ポコのように、こたつやストーブの前で乾くのを待つのはいけないのでしょうか?
体を半渇きのままにしておくと、細菌が増殖していきます。そうすると皮膚病の原因や、脱毛の原因になります。
なるべく早く、シャンプーの後にはドライヤーで体を乾かしていた方がいいのです。
余談ですが、私たちの頭皮も早く乾かした方がいいんですよ!薄毛の原因になっちゃいます。犬も飼い主さんもいつまでもフサフサでいたいものですね(^_-)-☆
便利なペットドライヤー
ペット専用のドライヤーです。吹き出し口を好きなところで固定できるので、飼い主さんは両手を使って犬を乾かすことが出来ます。
温風と冷風を選ぶことが出来ます。犬を片手で固定させ、ブラシでほどきながらドライヤーをあてると早く乾きます。毛のもつれもとれます。
心配な音ですが、静かな音に設計されています。ただ風力が弱いので、1人暮らしで小型犬の飼い主さんにおススメです。
中型犬~大型犬は時間がかかってしまいそうです。
シャンプーの前に3つのやること
1,犬の体にブラッシングをします
もつれ毛があったり毛玉があったりすると、シャンプーの泡立ちも悪くなるし汚れも落ちにくくなります。結局無駄なシャンプーの時間をとってしまいます。
きれいにほどいてあると、シャンプーの量も少なく、時間も短縮できます。ぜひシャンプー前にはブラッシングを!
2,耳そうじをしておきましょう
シャンプーのお湯の温度と湿気で耳垢が柔らかくなります。シャンプー後は耳の中の絶好の掃除のチャンスです。
なのでシャンプー前に軽く耳掃除をしておくと、シャンプー後にきれいに耳の掃除が出来ます。忘れてしまったら、シャンプー後にしてかまいませんよ。
3,肛門腺絞りもぜひシャンプー前に
犬を飼ったらぜひ肛門腺絞りのやり方を覚えてもらいたいです。病院で1度教えてもらうといいですね。
肛門腺絞りをしてあげると、犬も気持ちよく過ごせます。
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さあ!シャンプーです
1,お湯の温度は36度~37度位が適温です。犬の体温の少し低めです。シャワーだったら温度設定が出来ますね。
2,お湯をかける順序は最初は後ろ足からです。犬の体になるべくシャワーを密着させます。
3,徐々に足から背中にかけてシャワーをあてていきます。
4,シャンプーを泡立てます。
5,胴体はマッサージをしながら洗います。ラバーブラシを使ってもいいです。
6,耳も洗いますが、耳の中は洗いません。外側を洗います。
7,顔も出来るだけ洗いましょう。目に入らないように気をつけて。
8,手足の先は汚れがたまりやすいので、丁寧に指の間も洗います。
9,尻尾も汚れがたまります。きれいに洗ってあげましょう。
10,最後にお湯できれいに流します。犬の体に出来るだけシャワーを近づけた方がいいです。
11,リンスをします。リンスも洗います。
12,終わったら、犬にプルプルしてもらいましょう。そしてタオルドライです。
速乾タオルだと水分を良く吸ってくれます。
小型犬のシャンプー
お風呂場で飼い主さんも一緒に、濡れる覚悟でシャンプーをするといいですね。
洗面器のお湯にあらかじめシャンプーを泡立てておき、それを犬の体につけてマッサージをするように洗っていくといいですよ。
顔は優しく目に入らないように気をつけて洗ってあげて下さい。目に入るとしみます。騒ぎ出しますよ。
おとなしくしていればいいですが、慣れてしまえば大丈夫です。少しずつ慣らしていきましょうね。
最後の仕上げにドライヤー
タオルドライ後、ドライヤーをかけながら、ブラシで犬の毛をときながらドライヤーをかけていくと乾きやすいです。
逆毛をたててドライヤーを当てるといいです。顔に当てると嫌がるので、あてないようにしましょう。
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