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誰でも簡単にできる!自宅で出来る犬の爪切りのコツ

      2017/04/09

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犬の爪切りをしたことがありますか?

あまり考えないでやると、どのあたりまで切っていいのかわからず、飼い主さんがおどおどしたり、

犬のご機嫌が悪い時にすると、暴れたり噛みつかれそうになったりします。

犬の爪切りにもちょっとしたコツがあります。コツをつかめば、犬の爪切りは出来ますよ。

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爪切りをするメリット

今まで動物病院や、ペットショップで犬の爪切りをしてもらっていた飼い主さん。

良かったら自分で、自宅で犬の爪切りをしてみませんか?

犬はもともと外で生活をしていた時代は、岩や石の上で自然に、爪が折れたり取れたりしていましたが、

今は室内で暮らすことが多いため、なかなか自分で爪が折れてはくれません。

犬の爪が伸びすぎると、自分の体を気づつけたり、カーテンに爪が引っかかったりして危ないので、定期的に爪切りをしてあげましょう。

自宅で爪切りをすることは、犬の爪の伸び方によって、切ってあげることが出来ることです。

 

爪切りをしないとどうなるの?

犬の爪は人間の爪と違って、先が丸くなっていきます。犬の爪は自然と硬いものにあたって、すり減っていきます。

でも今は室内で飼われている犬が多いので、爪がすり減る機会が少なくなっています。

犬の爪切りをしないで、放っておくとどうなるのでしょうか?室内で飼っている犬もある程度は、爪がすり減ったり、折れたりします。

伸びるままにしておくと、犬の爪はクルンと丸くなって伸び、カーペット等に絡んで取れなくなります。

又、爪自体が抜けてしまうと、そこが空洞になり、出血がなかなか止まらなくなってしまいます。ひどくなると歩くのさえ、困難な事になるかも!

 

爪切りのタイミング

こまめにといっても、どの位間を開けて爪を切るといいのでしょうね。

爪切りのタイミングとしては、犬がフローリングを歩くときに、カツカツと爪の音が聞こえるなら、早めに爪を切ってあげましょう。

音が聞こえた時は、少し遅すぎです。犬も歩きにくくなっているはずです。目安としては小型犬は2週間間隔位、大型犬は1か月に1回位で考えましょう。

爪切りは、犬は何をされているのかわかっていないので、たいていの犬はとても嫌がります。

犬の体調がいい時、ご機嫌がいい時を見計らって、爪切りをしましょう。

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用意するもの

犬用爪切りはさみ

はさみは3種類あります。ノーマルなギロチンタイプ、グルーマー爪切り、カーブ爪切りとありますが、初心者向けではギロチンタイプがおすすめです。

動物病院でもギロチンタイプを使っているところが、多いです。

 

止血剤

万が一、爪切り途中で出血した場合に、止血剤を用意しておくと深爪した場合、安心です。

ただ薬品なので、実際に出血したところに、止血剤をつけると染みて痛いです。犬はただでさえ嫌な爪切りの上、染みて痛いのは可哀そうですね。

出血した時は、まずタオルやティッシュ等で押さえて、それで血が止まらないか試しましょう。血が止まれば、止血剤を使う必要はありません。

 

ヤスリ

爪切りの後に、ヤスリで爪を整えてあげましょう。おとなしくしてるといいんですが(>_<)

犬用爪切りはさみ

 

 

ギロチン型の爪切りはさみです。犬の爪が固定しやすため、慣れない飼い主さんは、これが一番やりやすいです。

これは刃の隙間が調節できるので、小型犬~中型犬、猫、ウサギ、フェレット、小鳥等幅広く使えます。

又、うれしいことに付属品でヤスリが一緒についてきますよ!

 

いよいよ爪切りです

床の上でやると、飼い主さんの体制がやりにくいかもしれないので、立って出来るようなテーブルがあれば、そこでやるといいでしょう。

動物病院などは、診療代は立って出来る高さですよね。ただ落下に注意してくださいね。

時間は手短に終わらせるのがコツです。途中から嫌がる時は、やめて次の機会に残りをしてもいいです。

犬の爪を見てみましょう。白い爪の犬と、黒い爪の犬がいます。白い爪の犬は、血管がどこまでかがすぐ分かります。

肉球を押して爪を出し、血管を切らないようにします。まだ恐ければ、最初は少し切りましょう。

黒い爪の犬は、血管がどこまでなのか分かりづらいですよね。半分は勘になりますが、1度トリマーさんに切ってもらって、教えてもらうといいでしょう。

切る時は思い切って。こわごわとしていては、却って犬が不安がります。

血管の手前で一度、切った後はなるべく丸くなるように角度を変えて左右から切るといいですね。

最後にヤスリで整えて完成です。飼い主さんも愛犬もお疲れさまでした(^_-)-☆

 

実際に爪切りを見てみましょう

プロの方が爪切りをしているので、早いですね。犬の体をしっかり固定することが大事ですね。

ちょうど切っている時に、動いてしまうと危ないです。家族がいたら、2人がかりでどちらかが体を押さえているといいですね。

 

嫌がって出来ない理由

爪切りはどうしても、手先や足先を触らないと出来ません。犬の手先や足先は弱い部分の為、犬は本当は触られたくありません。

爪切りをスムーズにするには、日頃から手先や足先に触れて慣れさせておくことが必要です。これをタッチングと言います。

頭や背中等はタッチングはしてても、手先や足先は少ないのではないですか?それは正しいタッチングではありません。

体端部接触馴致法(たいたんぶせっしょくじゅんちほう)と言って、体の先端部分に触るようにして、慣れさせるという方法です。

 

子犬の頃から正しいタッチングを繰り返していると、しっぽや指先を触っても、嫌がらない犬になります。

成犬になってしまって、タッチングのやり直しが出来ない時は、爪切りの時に、おやつをあげながら指先に触れましょう。

慣れてきたらどんどん触っていきましょう。犬は高い順応性があるので、嫌がらなくなる日も、遠い事ではないはずです。

 

黒い爪の犬の爪切りはどうしたらいいの?

白い爪の犬の爪切りは、血管が見えるので出血する前にやめることが出来ますが、黒い爪の犬は血管が見えません。

どこまで爪を切っていいかわかりません。慣れてくると勘で分かりますが、はじめはどうすればいいのでしょうか?

爪を少しづつ切っていくと爪の断面が、最初は乾いているのですが、進めて爪切りをしていくと途中で湿ってきます。

爪の断面が湿っているところに来たら、そこでストップです。血管がもうすぐです。

 

黒い爪の犬の爪切りはムリという飼い主さんは、トリマーさんにお願いしてもいいですね。

上手なトリマーさんを探してください。爪が出血だらけだった、という実際の話もあります(>_<)

値段は1回500円から1.000円位です。トリミングの時にお願いすると、無料で爪切りをしてくれるところもあります。


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