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これで万全!犬の抜け毛対策と場所別掃除のテクニック

      2017/04/09

犬を飼いたいと思っても、抜け毛が気になると思う人も多いのではないでしょうか。

家に子供がいると抜け毛のせいでアレルギーになるかもと不安になります。

でも抜け毛を気にしていると、ずっと犬は飼えません。きちんとまめに掃除や、犬の抜け毛対策をしておけば大丈夫です。

ここでは犬の抜け毛対策と、掃除のコツをご紹介します。

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犬の毛の周期と抜け毛対策

犬の被毛は一生同じ毛が生えているわけではありません。人の髪の毛と同じで抜けたり、新しい毛が生えたりします。

人と違うのは犬の毛には2種類の毛があり、1つの毛穴から7本~15本の毛が生えています。

 

犬は主に春と秋の年2回、毛が大量に抜け変わります。この時期を換毛期と言います。よく冬毛とか夏毛とか言いますよね。

抜け毛対策は1年を通してした方がいいですが、特にこの時期はしっかりと抜け毛対策をします。

犬の抜け毛をそのままにしておくと、その後の毛の処理が大変です。

例えば、部屋の隅に毛の綿帽子が沢山出来たり、空中にも毛が飛び洋服につきます。

 

食べ物の上にも毛は舞い降り、知らない間に口の中に入ってしまいます。犬アレルギーがあると大変です。

洗濯物にも毛が付着します。コーヒーの中にも知らない間に毛が浮いていたりします。

外では靴を脱ぐと、靴下に犬の毛が沢山ついていたり・・・すべて私の経験ですね・・・

 

いいことは1つもないので抜け毛になると分っているのだから、その前に犬の抜け毛対策をしておくといいですよね。

具体的にどんな抜け毛対策をしたらいいのか、見ていきましょう。

 

しっかりブラッシング

犬は長毛種・短毛種とも、まめにブラッシングすると抜け毛対策に効果的です。とくに換毛期は念入りにブラッシングしましょう。

もうすぐで抜けようとしている毛を、事前にブラッシングすることで抜け毛になる前にブラシで取り除くことが出来ます。

ブラッシングは時々するより、毎日した方が効果的です。抜け毛対策はもちろん、毛のもつれをほどいたり、ほこりやフケを取り除く効果もあります。

 

ブラッシングすると、注意していても家の中に毛が落ちたり服についたりしますよね。

そうすると家の中ではブラッシングしたくない。散歩のついでに外でしようと思う飼い主さんもいると思います。

 

ブラッシングする時の場所

でもここで注意したいのは、犬のブラッシングは他人の迷惑になるので外ではしてはいけません。

外で犬のブラッシングをして、そのまま毛を捨てて帰る人が殆どではないでしょうか?1本残らず犬の毛を回収して家に持ち帰る人はいないでしょう。

 

外を歩いている人の中には、犬アレルギーの人もいます。毛を吸い込むとそれだけで咳が出る人、かゆくなる人と様々です。

犬アレルギーではなくても、飛び散った毛が服につくのが嫌いな人もいます。何より飼い主さんの常識を疑われます。

もちろんベランダでブラッシングするのもNGです。ではどこでブラッシングするといいのでしょうか?

 

一番いいのは自宅のお風呂場です。お風呂場だと犬の抜け毛が落ちても、シャワーの水で洗い流すことが出来ます。

その後は排水溝の抜け毛を掃除するだけです。他のところに毛が飛ぶこともありません。おススメです。

 

おススメのブラシ

犬のブラシも種類が色々あります。マッサージ用やもつれを取ったり、艶を出す目的の物もあるので目的によって使い分けます。

出来れば換毛期の時は、しっかり抜け毛を取れるブラシを使った方がいいですね。

抜け毛が少ない時期と、換毛期でしっかり抜け毛を取りたい時とでブラシを使い分けるといいですね。

 

 

 

スリッカーブラシには、ハードタイプとソフトタイプがあります。しっかり抜け毛を取りたいなら、ハードタイプがおススメです。普段使いだったらソフトタイプでいいでしょう。

このブラシは毛のもつれを取ったり、余剰なアンダーコートを取って抜け毛対策に効果的です。

被毛を引っ張るのでその刺激がマッサージ効果になります。トリマーさんもよく使っていますね。

注意点は皮膚をじかに引っかかないようすることです。飼い主さんの手の甲にまずブラシを当てて、力加減を確認しましょう。

 

 

 

換毛期にはこのフーリーをお勧めします。毛がごっそり取れると評判のブラシです。あまりにも取れるので、同じところを何回もブラッシングするとはげた様になるので注意です。

ブラッシングは1回で十分です。犬、猫、ウサギに使えます。スリッカーブラシと使い分けて下さい。

 

洋服を着せる

犬に洋服を着せて、抜け毛が飛び散るのを防ぐという方法があります。

長い時間着せることになるので、動きやすく軽くてシンプルな服がいいですね。おしゃれ着とは区別します。

しっかりとブラッシングした後に、洋服を着せているとずいぶんと抜け毛の量が違います。

ずっと着せていると負担になるので、1日のうち何回かは服は脱がせて過ごさせた方がいいです。

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掃除を徹底する

やはり抜け毛対策に欠かせないのは、何といっても掃除です。掃除機やコロコロ、モップなどで抜け毛対策をします。

どんなにブラッシングや洋服で、抜け毛が落ちるのを防いでもどうしても毛は落ちます。

よく床や畳にいきなり掃除機をかける事をしがちですが、掃除機から出る風によって床に落ちているほこりや毛を空中に散らしてしまいます。

 

空中に浮遊しているほこりや毛は、1晩で床の上に落ちます。朝起きたすぐは殆どのほこりや毛が、床に落ちている状態です。

私は朝一番に床用のモップで、床を拭きます。サーッとモップで滑らすだけなので、時間もかかりません。

モップで掃除すると、モップにほこりや毛が沢山つくのでこまめに掃除機で吸い取ります。

 

家によってはハンドクリーナーのような、簡易的なものがあるとちょっとだけ掃除したい時もすぐ出来ます。

順番としては、モップ→掃除機→床拭きで完璧です。次に場所別に掃除のコツを見ていきましょう。

 

カーペット

カーペットに絡みついた頑固な抜け毛は、ラバーブラシやたわしなどでかきだして、掃除機やコロコロで取り除きます。

 

たたみ

ぬらした新聞紙をちぎってたたみにまいてからほうきで掃くと、抜け毛が舞い上がらず掃除がしやすいですよ。最後はしっかり乾拭きをします。

 

エアコン・空気清浄機

中のフィルターなどにたまった抜け毛やほこりは、まず掃除機で取り除き、取りきれない汚れは使い古しの歯ブラシで水洗いをします。

 

狭いところ

部屋の隅やこまかい凸凹部分に入り込んだ抜け毛は、ペンキ用のはけなどでかきだしてから掃除機をかけます。

家具と壁の隙間が掃除しやすいように、家具にキャスターをつけておくと移動しやすいですね。

 

おススメ掃除機

 

 

コードレス掃除機です。充電器がありそれに差し込むと充電します。携帯電話と同じ要領ですね。

真ん中部分が外せるようになっていて、ハンディクリーナーになります。階段やちょっと目についたほこりなど掃除するときに便利です。

我が家もこれを使っています。吸引力もいいのでお勧めです。

 

コロコロ大活躍

ペットを飼っているとコロコロは必需品です。今や100均で買えるコロコロですが、いまいち粘着力が弱いと思ったことはないですか?

すぐ毛がつかなくなり、ぺリぺりと新しく剥がして、それが何枚もたまるという経験は誰でもあるかと思います。

一口にコロコロと言っても、吸着力が弱いものと強いものとがあります。カーペットや洋服の抜け毛対策には、強い粘着力のコロコロがいいですよね。

 

意外ですが犬の体をコロコロするのも抜け毛が取れます。この時は弱い吸着力のコロコロがいいでしょう。

私は会社のロッカーの中に、ガムテープを一つ置いています。コロコロの方がいいですが、ロッカーが小さいのでガムテープで我慢しています。

 

 

 

どんなゴミも逃さずキャッチする強接着のコロコロです。頼もしいですね。感心するよりまず使ってみましょう。

洋服についた抜け毛もコロコロで取るのが一番早いです。洋服は柔軟剤で洗うと、静電気防止になり抜け毛が付きにくくなります。


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