【動画付き】犬の毛並とツヤツヤにするためのブラッシングテクニック
2017/04/09
うちは室内飼いなのですが、毎日抜け後が服についているので、服をコロコロすることから1日が始まります(^^;)
抜け毛が少ないスムースコートの犬などはお手入れも楽なのですが、うちはゴールデンレトリーバーという毛を大量にまき散らすロングコートがいるので、こまめなブラッシングは欠かせません。
「効果的な5つの犬の抜け毛対策!換毛期の抜け毛をキレイに解消」では犬の抜け毛対策についてお話ししましたが、
やはり抜け毛はしっかりとしたブラッシングを行うことが一番の対処法です。
ここでは日頃の犬の正しいブラッシング方法をご紹介します。
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まずは犬の毛の種類を確認
犬の毛は被毛とよばれますが、被毛には5つの種類があります。
まずは犬の被毛が何のタイプかを確認することで、ブラッシングのための正しいブラッシングの方法や頻度が分かります。
詳しくは「うちの犬は何タイプ?犬の毛5つの種類別お手入れ方法」をご覧ください。
ブラシの種類を選ぶ
ブラッシングをするためには、もちろんどのブラシを選ぶかがとても重要です。
メジャーだからと言って、短毛の犬にスリッカーブラシのハードタイプを使っていたら、皮膚炎を起こしてしまう危険性があります。
今は獣毛が流行っているからとそれだけでブラッシングをしていると、これも抜け毛が多い犬には役に立ちません。
自分の犬にはどのブラシが最適なのか、ブラシの種類と組み合わせをまずはチェックしましょう。
詳しくは「犬のブラシ選びはコレで決まり!5つのブラシの特長から使い方まで」をご覧ください。
ブラッシングの方法
犬がどのタイプの毛か、ブラシは何を使うのが一番最適かを確認したら、次はいよいよブラッシングを開始していきましょう。
基本的なブラッシングの順番
①コームで毛の流れを整える
この時は表面のもつれを整える程度でOKです。
ロングコートなどの長毛の犬の場合、根元がブラッシングしやすいように整える役割をします。
②スリッカーやラバーブラシなどで、ブラッシングしていく
順番はまず犬が一番警戒心を持っていない背中から腰にかけて、撫でながらブラッシングします。
コミュニケーションも兼ねているので、お話ししながら犬との時間を楽しみましょう。
次に体のサイド、お腹、足先、首、耳の順番でブラシをかけていきます。
毛がロングコートやダブルコートの犬は、表面をなでるようにしても抜け毛は残ってしまうので、もう一方の手で毛をかきかけてとかしましょう。
一か所一か所を丁寧にブラッシングします。
③次に残しやすい犬の脇のブラッシングをしていきます。
犬の脇はすれるので毛玉ができやすいのですが、ブラッシングをしない飼い主さんも多いです。
犬自体も脇を触られることに慣れていないので、嫌がる犬もいます。
徐々にブラッシングのたびに少しずつ触れていき、慣れさせていきましょう。
④最後はお顔のブラッシングです。
顔は目など柔らかく重要な器官があるので、必ずコームを使用します。
犬が不用意に首を動かさないように、首や顔に手を添えて固定してからブラッシングをかけます。
ショートコートやスムースコートの短毛の犬の場合、ぬるま湯のタオルで顔を拭いてあげてもOKです。
⑤全体のブラッシングが終わったら、毛並をキレイに整えるため再度コームを使用します。
①のコームはブラッシングをしやすいように毛の流れを整えるために使用しましたが、ここでは毛並を綺麗に仕上げるために使用します。
ピンブラシやラバーブラシはどうしてもブラッシング後の見た目は悪くなるので、せっかくならコームを使って綺麗にしてあげましょう。
⑥ロングコートの犬や、コンテストなどの出場を目指している場合は、最後に獣毛ブラシを使用します。
普通に仕上げるなら⑤の過程まででブラッシングは終了です。
獣毛ブラシは毛艶を出すために作られたブラシで、油分が高いため犬の毛にさっと滑らすとなめらかな光沢をつけてくれます。
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ブラッシングのポイント
スリッカーブラシはブラッシングに必需品ですが、見た目通りピンがたくさん刺さっていてけっこう痛いです。
犬は毛があるから大丈夫、とガシガシブラッシングしてしまうと皮膚の炎症を引き起こします。
スリッカーブラシは拳を作って持つのではなく、ペンを握るように柄をもちましょう。
そうすると力が分散して、ブラシに適度な力が加わります。
また、柄は木製の方が静電気が起きにくいのでおすすめです。
毛が絡まっている場合は、ブラシでガシガシ力まかせにすると犬が痛がってしまうので、根本を持ってブラシをかけましょう。
ピンブラシやラバーブラシを主に使っているなら、毛玉がある部分だけはスリッカーブラシを使っていいです。
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