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犬が臭い原因を知る8つのチェックリストで臭いの元を解決!

      2017/04/09

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さあ、夜ご飯食べよう!ぱくぱくもぐもぐ・・・うーんおいしい!

ぷ~ん

んっ?何か嫌な臭いがする・・・と足元を見ると我が愛犬の柴犬タロくんがちょこんとお座りしています。

しつけをしているので過度にご飯をねだってくることはありませんが・・・なんか臭い!

 

どこからの臭いだろうとくんくんしてみると、やはりタロくんに辿りつきます(^^;)

シャンプーも月に2回しているのに、犬ってなぜか突然臭いが発生することがあるんですよね。

今回は犬の臭いの原因について、かかりつけの病院の先生に原因と対策方法を聞いてきました。

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歯にトラブルが起きている

犬の臭いでもやっかいなのが、歯に問題が起きている場合です。

日本ではペットへの歯磨き習慣が定着しておらず、犬に週に3回以上歯磨きをする飼い主さんは5%しかいないそうです。

その結果、なんと3歳以上の犬は80%が歯周病か、歯周病予備軍にかかっているそうです。

 

歯周病はたんなる虫歯と軽く考えられがちですが、口臭が酷く臭うようになるのはもちろん、口だけにとどまらず全身疾患を引き起こす元になる場合もあります。

人間でも虫歯を治療せずに放っておくと、ばい菌がやがて脳にまで達して、大変な病気になることもあるんです。

 

肉球を嗅いでみる

口は臭くないなと思ったら、次にチェックするのは犬の肉球です。

人間は汗をエクリン汗腺という全身に存在してる器官から汗をかくことができます。

しかし犬のエクリン汗腺はなんと肉球にしかないんですね。

そのため肉球の匂いを嗅いでみて、臭い!となったら体内環境に異常があると思われます。

 

タンパク質や脂質を取りすぎている

今時のドッグフードは、その1種類だけを食べても十分な栄養が与えられるようにと作られていて、とても栄養満点です。

あまりにバランスが良すぎて、他の食べ物を与えてしまうとバランスが崩れてしまうほどです。

たんぱく質は肉や魚などに多く含まれていて、毎日少しずつでも与えていると腸内の細菌のバランスを崩してしまいます。

腸内で取りすぎた栄養分は消化に負担を与えて、悪臭の元となってしまいます。

 

シワに汚れが溜まっている

うちのブルドッグもそうですが、パグなどの顔や体にシワのある犬は、シャンプーをしてもシワの部分の汚れはなかなか落ちません。

シワが深い溝となり、水を跳ね返すような構造になっているので、ゴミや汚れが溜まりやすくなってしまいます。

ここはしっかりと濡れたタオルやティッシュなどで一つ一つ拭いてあげることで、臭いの原因を解消できます。

 

シャンプーが原因

犬が臭いからと言って、シャンプーを過度に行っている飼い主さんがいます。

週に2~3回シャンプーしても、まだ臭い!だからもっとシャンプーをする・・・これって実はシャンプーが原因で臭くなっている可能性が高いんです。

犬に適切なシャンプー頻度は平均して1か月に2回ほどです。

 

犬の年齢や性格、また毛の長さによっても月に1回ほどに減らしたりと、犬によって適正な頻度は異なりますが、週に1回もシャンプーするのはかなり多いです。

こんなにシャンプーを何度もしてしまうと、犬の皮膚は人間より弱いので、皮膚病にかかってしまいます。

例えばシーズーなどがかかりやすいマラセチア皮膚炎ですが、これはカビが増殖するので、独特のカビ臭い臭いを発生させます。

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シャンプー後の乾かし方が足りない

シャンプーは100%しっかりやって満足!でも乾かし方は適当。そんな飼い主さんも多いそうです。

日向ぼっこさせてれば自然に乾くよね、犬は自然が一番!なんて言って濡れた毛を放置しておくと、すぐに最近が体中に繁殖してしまい臭いの元となります。

シャンプーをした直後は強い清涼剤で気づかないかもしれませんが、2~3日もすると、「あれ、シャンプーしたのにまた臭いな?」なんてことになります。

 

お尻が臭う

お尻なんて臭いに決まってるじゃない~なんてことはないんです。

健康な犬のお尻は、しっぽをあげて嗅いでみてもそれほど臭うことはありません。

あっトイレをした直後なんかは嗅いだら鼻がもげますよ?

犬のお尻の中には肛門腺と呼ばれる臭腺が左右にあります。

 

健康な犬の場合はこれが適度に調整され、蓄積されることなくトイレと一緒に適度な分量が流れだし、体の中に臭いにおいが溜まることはありません。

しかし体調不良や年齢、ストレス、また犬種によっても肛門腺の臭いが溜まりやすくなることがあります。

とくに室内で飼っている小型犬などはお尻が肛門腺が溜まりやすい特徴を持っているので、適度にケアしてあげましょう。

 

犬がストレスを感じている

犬は従順なように見えますが、それでも日々ストレスと暮らしています。

新しい家族が増えたり、散歩量が足りなかったり、臆病な犬なら病院に連れて行かれただけでもストレスを感じます。

ストレスは万病の元というように、犬にもそれが当てはまります。

 

とくに病気もないし、肉球やお尻が特別臭うわけでもない。なのになんとなく全体的に臭い。

そんなときは体にストレスが溜まり抵抗力が弱り臭いを発生させている可能性があります。

他の理由に比べて強い臭いではないので見過ごされがちですが、放っておくと他の病気にかかりやすくなってしまいます。

上記の8つの原因が考えられるとしたら、次はいよいよ臭い対策です。

 

「原因元に突き止める!効果的な7つの犬の臭い対策」

のページで詳しく臭い対策をまとめています。


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