騒音問題を解決!近所の犬がうるさいときの6つの効果的な対処法
2017/04/09
うちの犬はあまり無駄吠えはしないので、マンションでもクレームを言われたことはありません。
しかし、友達が旅行に行くとき犬を預かったとき、寂しかったからか環境の変化からか、3日間体力がある限り吠え続けたのはさすがにまいりました。
わたしだけがうるさいならまだしも、壁の横はすぐお隣のマンション。
さすがにその間は肝が冷えました。
友達が旅行から帰ってきた後、いつも無駄吠えはするのかと聞いたところ、たまにご近所さんからうるさいとは言われる。ということでした。
さすがにあかんだろ!と思ってドッグトレーナーを紹介し、今は無駄吠えもかなり軽減されたそうです。
犬が無駄吠えをするのは、その犬が悪いのではなく、完璧に飼い主の責任です。
それでも、近所の犬がうるさいとしても、こちらとしては何もすることができませんよね。
近所の犬がうるさいときの対処法を、犬の飼い主目線からご紹介します。
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取りあえず直接言う
うるさい犬の飼い主が、比較的常識がありそうな人の場合、取りあえず直接犬のことを伝えてみるべきです。
無駄吠えを許している飼い主さんって、「ちょっとうるさいけど、近所の人は何も言ってこないし、まっいいか~」なんて軽く考えてたりします。
他のお家の犬も吠えているし、掃除機や楽器の音だってうるさいしね、なんて思ったりしてるんですよ。
それを、直接指摘してあげると「あっうるさいと思われていたんだ!」と気づく飼い主さんも多いです。
ポイントは、お家にわざわざ行って犬がうるさいという要件を告げるのではなく、道端や公園などでばったり出会ったタイミングで、それとなく伝えるようにしましょう。
それだとあちらもわざわざクレームを言われたという意識が薄くなり、素直に受け入れてくれる確率が高まります。
一番いいのは、犬を飼っている人達の集まりの中で、その飼い主さんに「お宅の犬はちょっと元気すぎるよね。ご近所に迷惑をかけないようにしないとね」と伝えることです。
同じ犬飼いに言われることで、「うちの犬はうるさいと思われているんだ」と分かります。
また、どんなときでも一人でなく二人、できれば三人以上で伝えるようにしましょう。
一人の人からのクレームだと、飼い主の人がその人一人だけを恨んで、根に持つ場合があります。
しかし、複数の人から言われたとなると、誰か一人を恨むわけにもいかないので、分散されて嫌がらせをされる可能性も薄くなります。
直接伝える行動はご近所トラブルに発展する元にもなりえます。
飼い主さんが常識がなさそう、暴力的な側面がある雰囲気を感じれば、この行動は避け、他の方法を取りましょう。
町内会で議題にあげる
ご近所トラブルに最も強い権力を持つのは町内会長さんです。
とくに犬を飼っていると、必ずお散歩しなければならないので、犬飼いさんのコミュニティーは強くなります。
そこでまず、町内会長さんにお願いして、うるさい犬の飼い主にクレームが来ているから、しつけをするように指導してもらいます。
それでも効果がない場合は、町内会で議題にあげてもらい、回覧板や掲示板でうるさい犬がいるということを町内の人全員に知ってもらいます。
すると、ほかの犬飼さんたちからは白い目で見られ、かなりお散歩がしにくくなります。
普段から犬飼い同士のコミュニティーに入っている人になら、効果は抜群です。
保健所に連絡する
直接伝えることができない場合は、まずは保健所に連絡してみましょう。
保健所では騒音に繋がる犬の鳴き声にも対処してくれます。
実際にそのお家に訪れて、うるさいとクレームが来ていることを伝え、またしつけの方法の指導もしてくれます。
大抵の常識ある飼い主の人なら、これで反省してくれます。
警察に通報する
近所の犬がうるさいと耐えられずにまず、上記のステップを踏まずにすぐさま警察に通報する人も多いですが、これはできるだけ後の手段です。
やはり警察が介入となると大きなトラブルになることは避けられませんし、いきなり何の予告もなしに警察に来られたのでは、常識的な飼い主であっても驚きます。
逆に近所の人に不信感を持って、「どうして警察に通報する前に、一度言ってくれなかったんだろう」とへそを曲げてしまいます。
犬がうるさいと注意しても改善が見られなかった、という前提があると、飼い主の人も「ついに警察が来てしまったか!」と神妙に物事を受け止めます。
また、警察が民事に介入するにはいくつか条件が必要です。
犬がうるさいという場合は、騒音問題に該当するので、夜間に犬が泣き続けるなどのレベルでないと警察は動いてくれません。
多少のうるささだと、生活音として許容してくださいとも言われかねないので、犬が何時に鳴いたか、何分吠え続けたかなどの様子をノートに書き留めておきましょう。
被害状況が詳しくわかれば、警察も動きやすくなります。
ただ法的な拘束力はないので、非常識な飼い主の場合はお手上げです。
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法的手段に出る
警察に注意してもらっても改善が見られない場合、最後の手段はやはり法律に頼るしかありません。
実は犬の騒音被害の裁判は珍しくなく、実際に何度も民裁判が行われています。
そしてポイントなのが、ほとんど被害者側の主張が認められ、飼い主に指導が入るという判決に至るケースが多いようです。
ポイントは、こちらに非がないように行動することです。
犬がうるさいからとこちらも音楽やラジオを大音量で流して対抗したりすると、逆に犬の飼い主側が被害を受けたと訴えてくる場合があります。
保健所や警察に指導してもらっても、一向に改善の様子が見られないということを、一環として主張することで勝訴できる可能性が高まります。
また、本気で裁判もじさないとまでに考えが至った場合は、まずは内容証明郵便を郵送しましょう。
これは手紙の内容と日付を公的に証明することができる方法で、確実に相手に郵便が届いたことを証明することができます。
これに「小額訴訟」や「簡易裁判」を起こす考えがあることを伝えれば、大抵の場合は犬を本気でしつけしようとする飼い主が多いです。
しかし、ここまでしないと動かないような人には、犬を飼ってほしくないものですね。
自分で防衛する対策
1日のうちうるさいのは少しだけ・・・まだ我慢できる。
ご近所だから事を荒立てたくないという場合は、自分で犬の騒音を聞こえないように工夫するしかありません。
まず一番効果的なのは、防音サッシや二重サッシを窓に取り付けることです。
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こういうのですね。
サイズは窓の大きさに合わせて選べるので、どの窓にも取り付けることができます。
ピアノを習っているお家などで活用されるものですが、最近は非常識な飼い主が増えたため、犬の騒音で活用する人も多いそうです。
他にも簡単にできる方法として、家具の位置を移動することで、防音効果が期待できます。
犬のいる方向に大型家具を移動することで、少しはうるささが軽減されます。
また、数十分~1時間程度の軽度な場合は、その間買い物に出かけたり、ヘッドホンで音楽を聞くなど、鳴き声から遠ざかる方法を取り入れることが大切です。
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