犬の表情に隠された本当の気持ちを読み解く5つのヒント
2017/04/09
犬と長年過ごしていると、その表情は実にさまざまだなと感じられます。
人間はとても表情筋が発達しており、また小さな表情の変化も見逃さないという表情を読み取る力も優れています。
だから、犬のちょっとした表情の変化にも気が付きます。
犬は一匹一匹個性的で、同じ行動をしてもその反応はさまざまですが、ここでは一般的な犬に見られる代表的な表情パターンをご紹介します。
犬がこんな表情をしているとき、本当は犬は何を考えているのでしょうか?
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怒られた犬の表情
犬はいたずらをして怒られたとき、2通りの表情パターンをします。
1つは目をそらして、飼い主が怒っている声など聞こえないようにします。
飼い主からの追求が続くと、こんな顔をしてきます。
これは怒られているのが分かってはいますが、反省はしていない顔です(^^)
「なんで自分が怒られてるの!」と、飼い主のことを主従関係で下にみているのですね。
そしてももう1つのパターンが、伏目がちながらも、怒っているとこちらの目をまっすぐに見つめてくる顔です。
垂れ耳のレトリーバーでは耳は変わりませんが、耳がピンと立っている犬の場合は耳が下に下がるのが特徴です。
この場合は犬はしつけができていて、しっかりこの場では反省したと取れます。
でもしつけができていてもいたずらされたら意味ないんですけどね(^^;)
怒られた犬たちの反応
「こっちへ来なさい」と、自分がしでかしたことの重大さを分かって、のそっのそっ・・・とスローモーションで近づいてくる犬。
「だめでしょ!」と叱っているのに、お腹をごろんと見せて服従のポーズを取り「ごめんちゃい、許して」のように飼い主をかる~くいなしている犬がいたりと、怒られた反応もそれぞれ個性的ですね。
幸せを感じている犬の表情
犬は何の不安も感じていない、幸福感に包まれているときは、人間で言う「笑顔」に近い表情をします。
このように自然と口が開き、犬によっては口角まで上がって見えるため、笑っているように見えます。
これは犬がエサを食べるとき口を開けてもぐもぐするという、リラックス効果、咀嚼筋が関係しています。
犬にとってエサを食べているときはとても安心して満たされる行為ですから、幸福感を感じると自然に口元が緩まるんですね。
参考リンク http://www.lifewithdogs.tv/2014/02/smiliest-dogs-ever/
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真剣な表情をしている犬
うちの犬は基本的に気が抜けた炭酸のような顔をしているんですが、たまに「キリッ」とした真面目な表情を垣間見せます。
こんな表情をしたとき犬は、何かをとても気にしていて、興味深いと思っているようです。
何か目に見えている範囲で気になるものがあったり、耳をぴくぴくさせて気になる音が聞こえていると考えられます。
退屈してる暇を持て余す表情
目はうつろで床にぺたんと寝そべり、口はぎゅっと閉じられているこの表情。
いかにも退屈してます!って顔ですね。
しきりに瞬きをするときは、「退屈すぎる・・・飼い主のバカ」とちょっと拗ねている気持ちの表れです。
犬がこんな顔をしているときは、構ってあげたりお散歩に連れて行ってあげたいですね。
「なんでこのタイミングでそんな指示をしてくるのか理解できないけどとりあえず従っておこう」の表情
世界中の犬飼いさんから「分かる分かる!」と絶賛された、犬の絶妙な表情を捉えた1枚。
確かにとくに何もないタイミングでお手を要求したりすると、「もう~この飼い主ほんとめんどくさい」見たいな顔をするときありますよね。
こちらとしてはコミュニケーションの一環だったりするんですが・・・犬には面倒と感じるときもあるでしょうね。
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