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初めて犬を飼う人必見!犬のしつけの重要な6つのポイント

      2017/04/09

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初めて犬を飼う人にとって、人間と一緒に暮らしていくためには、何から教えていいのか戸惑いますよね。

でもしつけのポイントさえ知っておけば、間違いのないしつけが出来ます。

今回は初めて犬を飼う人に知っていてほしい、犬にとって、また飼い主にとっても重要なしつけのポイントをご紹介します。

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しつけとは?

犬のしつけとは、具体的にどういったことなのでしょうか?人間の都合のいいことを教える事なのでしょうか?

犬のしつけとは人間と一緒に暮、愛犬に共存法を教えることです。でも共存法って何でしょうか?

もちろん共存なので、犬だけに教えるのではなく家族も犬と一緒に暮らすために、犬について知り生活スタイルを変えていきます。

異種同士が同じ空間で暮らすために、犬のしつけという犬と人の教育が必要になるのです。愛犬との快適な暮らしのために、ぜひしつけをしていきましょう。

 

しつけに必要な6つの大事なもの

1,愛情

当たり前すぎて気づかないかもしれませんが、一番大事なものは犬への愛情です。

しつけは優秀な犬を育てるためではなく、愛犬と家族の幸せを作るためのものです。

 

2,コミュニケーション

まずは遊びやスキンシップを通して、楽しい時間を過ごします。犬から好かれることによって、おのずと言うことを聞いてくれます。

 

3,ほめること

ほめて育てると言いますよね。教えたことが出来た時にほめるということを、陽性強化法と言います。犬が本当に喜ぶ方法でほめてあげると上達が早いです。

 

4,家庭ごとのルール

ライフスタイルが違うように、家庭によってしつけの範囲が違います。家族で話し合ってどこまでしつけをするか決めておきましょう。

 

5,はっきりした態度

ほめてしつけをするという陽性強化法では、なかなか分かってくれない犬もいます。そういう時でも感情的に叱ってはいけません。

はっきりとダメという言葉や態度で、してはいけない事を犬に教えます。一貫したルールが必要です。

 

6,心の余裕

犬も個人差があります。他犬と比べてはいけません。又、飼い主さんが忙しくせかせかした態度でしつけをしてもいけません。

 

やっぱりルールは大事

家庭ごとにルールはやはり大事だと言われています。室内でこの部屋には、入ってはいけないというルールがあったら絶対守るという事です。

犬が行こうとしたら、手を目の前にサッと出すのではなく、リードをキュッといつもより強く引っ張り、部屋には行かせない。この繰り返しです。

家族で一貫してルールを守りましょうね。犬も人間もお互いに勉強です。

 

具体的にしつけとは何をしたらいいの?

子犬の時にできるしつけのいくつかを上げてみます。

 

1,人間は信頼できる存在だということ

2,口の中も耳の中もしっぽも体全体をさわっても嫌がらないこと

3,抱かれても抵抗しないこと

4,人間を噛む力の加減を知ること又、人間の手を噛まないこと

5,犬同士の遊びの加減を知ること

 

6,いろんな場所に慣れること

7,知らない人、知らない犬に慣れること

8,ブラッシングや爪切り等のお手入れに慣れること

9.いろんな音や足ざわりに慣れること

10,吠えないほうがいいと理解すること

 

11.トイレの場所を認識すること

12,寝る場所を認識すること

13,おいで、おすわりなどの人間の言葉を理解すること

 

いくつかの例にすぎませんが、こういったものを犬が身に着けておくと、犬も飼い主さんも幸せに暮らせます。

でもこれを1度に子犬にしつけることは出来ません。この中でも、早くしつけておいたほうがいい事があります。

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主従関係をつくろう

犬と暮らす上で最も大切なことは、十分に愛情を注ぎ信頼関係を作ることです。

犬といい関係を作りながら、快適な生活を送る為には主導権は飼い主さんが握っておくことが大切です。いい主従関係を作りましょう。

 

でもどうやって主従関係を作ればいいのでしょうか?例えば犬の要求を聞いているばかりでは、何でもいう事を聞いてくれる都合のいい飼い主さんになってしまいます。

例えば犬が遊ぼうといった行動をしてきたとします。飼い主さんがすぐ犬の要求を聞いて、犬と遊んであげたとします。

一見優しい飼い主さんに見えますが、犬にとってはいう事をすぐ聞いてくれる飼い主さんと思われてしまうのです。

 

そしてその次に遊ぼうといった行動をした時に、飼い主さんが遊んでくれないと吠えたり、いつまでもおねだりしたりする犬になってしまいます。

こういう時は、すぐに要求に応じず、犬が出来そうなこと(例えばスワレ等)をリクエストし、それが出来たら犬の要求を受け入れます。

 

こうなると犬はすぐに要求が通じるわけではないと分り、どうすれば次は楽しい事をしてもらえるようになるのかなと考えます。

ただこれが決まりごとになってはいけません。リクエストの内容を変えたり、たまにはリクエストなしで遊んであげたりしてもいいでしょう。

 

しつけの時期は

やはりしつけは子犬の時期に始めた方がいいにこした事はありません。子犬の時期は一瞬のうちに終わってしまいます。

この時期を見逃さない様に、しつけをしましょう。でもこの時期を逃したら、しつけは出来ないのでしょうか?

 

いいえ、出来ないわけではありません。でも時間と根気が必要です。飼い主さんの愛情と正しいしつけさえあれば、成犬でもしつけは出来ます。

それまで違う事を教えられていた犬に、違うしつけを教えないといけないのです。犬も最初は混乱します。

ただ活発な動きをする子犬の時期と比べて、成犬は動きも落ち着いていますので、教えやすいとも言えます。あきらめず頑張りましょう。

 

トイレットトレーニング

飼い主さんが頭を悩ますしつけの1つに、トイレのしつけがあります。なるべく早く覚えてもらいたいですね。

「初心者でも出来る!犬のトイレトレーニングの方法を教えます」で詳しく書いています。

 

ハウスに慣れてもらう

室内犬でもハウスに慣れてもらう事は重要です。留守番だけでなく、ペットホテルに預ける時、災害避難時などハウスに入れる必要があることが出てきます。

でも無理やりハウスに閉じ込めてしまうと、犬は抵抗してしまいます。

自発的にハウスに入ってもらうには、しつけをどのようにすればいいでしょうか?

 

1,ハウスの中にフードを置き、扉は閉める。犬にハウスをみせて興味を持たせる。

2,十分にじらしてから扉を開ける。殆どの犬は自分からハウスに入っていくが、入らない場合はおやつを使って誘導する。

3,完全に犬の体がハウスの中に入ったら、扉の方に顔が来るように向きを変える。しばらくハウスにおやつを使ってとどまらせる。

4,1~3を何回か繰り返し、自分からハウスに入ったら「ハウス、いい子」と言ってほめる。

 

ハウスに慣れてきたら

ハウスの中にかじるおもちゃ等を入れて、犬をハウスの中にしばらくとどまらせます。遊びに夢中になったら、ハウスの扉を静かに閉めます。

犬がそれで静かにしていたら、ハウスの扉を開けて出してあげます。静かにしていたら出してくれたと思わせるようにします。

 

最初は扉を閉める時間は数秒で構いません。少しづつ扉を閉める時間を長くしていきます。

慣れたらハウスの上から布カバーをかぶせて下さい。本来なら犬は薄暗いところが好きなので、落ち着くことが多いはずです。

でも犬が不安に感じるようだったら、カバーをかぶせるのは控えましょう。


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