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何を考えているの?犬の気持ちをもっと知りたいと思っている飼い主さんへ

      2017/04/09

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言葉が通じない犬と私たち。でもしっぽや体、耳を使って、一生懸命に気持ちを伝えようとしてくれています。

犬の気持ちが伝わることが出来れば、もっと楽しくお互いに生活することが出来ます。

今回は、犬は本当は何を考えているのか、犬の気持ちについてご紹介します。

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犬が吠えるときの気持ち

犬が吠える事はよくあることですが、吠えるときの気持ちというのはその時々によって違うはずです。

何か意味があるから、犬が吠えるのです。どんな気持ちの時に、犬は吠えるのでしょうか?

 

・自分を見てほしい時

・自分と遊んでほしい時

・自分の欲しいものに気づいてほしい時

昔から犬は番犬にいいと言われてきました。危険を察知して吠える犬は、人間にとって頼もしい存在ですよね。

 

でもそれ以前に、犬は人間との共同生活の中で吠えることで、人間の注意を引くという事を覚えました。

飼い主さんをみて、犬が吠える時は、吠えることによって注意を自分に向けられる、という気持ちの表れでもあるのです。

このほかにも犬の気持ちを表しているものがあります。

「犬の鳴き声で気持ちがわかる その意味と種類」に詳しくまとめています。

 

食事中に威嚇する時の気持ち

家族の特定の人を威嚇してくる場合は、どんな気持ちなのでしょうね?実は犬は、その人を下目に見ています。他の家族に内緒でこっそり甘やかすとこのような事が起こります。

 

こういう時は、主従関係を変えるためのしつけが必要です。もし家族全員に威嚇するようであれば、家の中のリーダーが自分であると勘違いをしているかもしれません。

「初めての犬のしつけ 重要な6つのポイント」に主従関係の作り方を書いています。参考にして下さい。

 

留守番中に家を荒らす時の気持ち

飼い主さんが留守中に、犬が家の中をめちゃめちゃに荒らして困ったことはありませんか?

掃除するのに大変ですね。でもそういう時の犬の気持ちってだいたい想像がつきませんか?

留守中の出来事なので、これは寂しくて仕方がない気持ちの表れです。

 

不安を紛らわすためと、自分の存在をアピールするための行動です。ケージの中で留守番が出来るようにしつけなおすのは至難の業なので、

外出前は知らんふりして外出したことを意識させない様にしてみましょう。

又、帰宅後はストレス発散の為に散歩に連れて行って気分転換させて下さい。犬はデリケートな気持ちの持ち主なんですね。

「効果あり!犬のストレス解消に役立つ5つの方法」も参考にして下さい。

 

犬は自分を人間と思っている?

子供の頃、人間て不思議とか、周りの人は何者?とか考えた時期はありませんでしたか?私はありました。

犬にも自分がどういう存在かを知り始める時期があります。

 

子犬が「僕って何」を確認する時期は一般に社会化期(臨界期という場合もある)と言われる生後4週間~12週間までの時期です。

一般の家庭犬の場合、いつも一緒にいるのは人間です。人間に強い愛情を持った犬は、人間や来客に抱きつこうとします。

ここで気になるのは人間と暮らしている犬は、自分も人間だと思っているのではないかという点です。

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犬が幸せを感じる時の気持ち

犬の本当の気持ちというのはなかなか分かりづらいですね。その中でも犬が幸せと感じる時ってあるんでしょうか?

結構意外なことで、犬が幸せと感じていることがあるのです。

例えば、犬がそれまでに見たことのないものを見る、経験したことのないことを経験する。この時犬は、好奇心のかたまりになります。

 

犬は好奇心を始発駅とし、終着駅に達成感を求めます。達成感はよろこびと同じ気持ちです。それが本能にかかわっていれば犬はいっそう夢中になります。

地震などの被災地で、家屋や土地の下敷きになって行方が分からなくなった人を探す犬がいますね。災害救助犬と呼ばれています。

 

彼らが活躍できるのも、達成感から得られる喜びの気持ちの大きさを知っているからです。

テレビで災害救助犬の活躍を見るたびに、私は働かされている感があったのですが、犬は達成感で幸せの気持ちを感じているのですね。よかった。

愛犬は、病院にあるダイエット用の小さいプールではなく、海や川を自由に泳いだことがありますか?

 

いきなり大きい海というのも勇気がいりますが、もともと犬は泳ぐことが出来ます。

海や川で思い切り泳いで上がった後、犬の体からは歓喜のがしたたり落ちます。犬も誇らしげに、この上なく楽し気な顔をしています。

これも1つの事を達成できた喜びの気持ちを表しているのです。

 

犬の幸せや様々な気持ちを感じる時

犬と付き合ううえでさまざまな感情をかれらと分かち合う事はとても大切です。

達成感と誇り。この2つは犬が求めている自然な感情です。とはいっても、この自然な感情は犬たちの抱く幸福感の気持ち一部です。

もしかすると、何もしないで無垢に過ごす時間の中にこそ、幸せを感じる犬もいるかもしれません。

 

飼い主さんと一緒にゴロンとソファーでくつろぐ時間や、飼い主さんが投げたボールを追いかけて、飼い主さんのところに持ってくる遊びの中とか・・

犬にはそれぞれの個性があります。感じる気持ちも様々です。その個性によって、幸せやよろこびや悲しみの気持ちも違ってくるでしょう。

でも全ての犬に共通することがあります。それは犬は感じたままを表現する、犬が表現していることは、感じたことそのままである。という事です。


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