犬スタイル

犬の飼い方や気持ちを3匹の犬飼いがお届けする総合情報まとめサイト

*

一人暮らしでも犬を飼いたいあなたへ 8つのアドバイス

      2017/07/26

犬は私たち人間を癒してくれる存在です。

そのためか近年、一人暮らしでも犬や猫を飼っている人が多いですね。

忙しい社会のストレスを、犬で癒されたいと思っている人も多いでしょうね。

でも犬は癒されるだけではなく、命あるものなのできちんとお世話をしなければなりません。

ここでは、一人暮らしで犬を飼う時の注意点や、アドバイスを書いていきます。

スポンサーリンク

一人暮らしでも犬を飼いたい

一人暮らしだからといって、ペットを飼うのをあきらめたくないと思っているあなた。

でも飼いたいけど一人暮らしだし、賃貸だし、実はお世話ができるか不安と思っていませんか?

実際に一人暮らしでも犬を飼う事は出来るのでしょうか?

結果から言えば、犬を飼う環境が整っている事、飼い主さんが犬のことを理解しているという条件がそろえば飼う事は出来ます。

 

一人暮らしを癒してくれる存在

一人で暮らしているとどうしても人恋しくなったり、家の中で話し相手が欲しくなったりする時がありますよね。

そういう時に、犬がいてくれると会話はできないけど、犬に話しかけたり、撫でたり抱っこしたりすることで癒されたり、寂しい気持ちをほぐしてくれたりします。

 

犬の為に仕事を頑張ろうと思う事もあるし(私がそうです)、嫌なことがあっても家に帰ると犬がしっぽを振って待ってくれているし(嫌なことが吹っ飛びます)。

私は犬から頼られているんだ、必要とされているんだと思う瞬間でもあります。

犬を飼いたいという理由は様々だと思いますが、一人暮らしだと寂しい、家族が欲しいといった理由の女性の人が多いようですね。

 

今、犬を飼っても大丈夫?

犬を飼うという事は1つの命を預かることです。

人間の勝手で簡単に犬を飼ってはいけません。

一人暮らしで本当に犬を飼っていけるのかどうか、どんな条件がそろえばいいのか見ていきます。

 

ペット可の物件、又は持ち家に住んでいる

これは大前提の条件です。

私も賃貸マンション等を探すときの第一条件は、ペット可です。

その次に場所や賃貸料などでしょうか。

 

でもなかなかペット可となると、物件が限られてきます。

今、ペット不可に住んでいるが犬を飼いたいと思っている人がいたら、ペット可の物件を探して下さいね。

たまにペット不可の物件で犬や猫を飼っている人がいますが、大家さんに分かった時に立ち退きを言われたという話も聞きます。

立ち退きで急な引っ越しだと、数十万円のお金が必要になります。

 

又、急に物件を探すとなるとなかなかいい物件が見つかりません。

犬の為にもペット可の物件に住んでいるという条件は、絶対クリアしてください。

 

当分、引っ越しの予定はない

犬は引っ越しなどの環境の変化が苦手な動物です。近々、引っ越し予定があるなら引っ越し後に犬を迎え入れましょう。

まだ飼い主さんとの信頼関係も出来ていないうちに、引っ越しもあるなら犬の気持ちが不安定になります。

トイレのしつけもすべてやり直しという事態になりかねません。

 

犬を飼う経済的な余裕がある

犬を飼うともちろん御金が要ります。ある説では人間の子供1人を育てると同じくらいお金が要るとも言われます。

大病や大けがをすると高額な医療費がかかることも覚悟しておく必要があります。

 

知り合いで犬が骨折をして、手術になったのですが完治するまで合計40万円かかりました。

脅すのではありませんが、万が一そういう事もありえるのです。

 

外出や旅行の機会が制限される

一人暮らしの独身なので、本来なら誰にも制限されず自由に外出や長期旅行などが出来ます。

でも犬を飼う事によって、それまで出来ていた外出、旅行などの機会が制限されるのです。

犬のせわをするには、時間と心の余裕が必要です。

 

散歩や食事の為に早めに帰宅したり、旅行の誘いを断らなければならないケースも出てきます。

絶対旅行に行ってはならないと言っているのではありません。

ペットホテルやシッターさんを利用して旅行に行くことも出来るし、

知り合いに犬の世話をしてくれる人がいれば短い日数の旅行をしてもいいと思いますよ。

 

掃除や片付けが出来る

犬のいたずら防止や事故防止のためには、部屋に余計なものを置かないのが鉄則です。

におい、抜け毛対策としてまめに掃除することが必要です。

散らかりっぱなしの部屋で犬を飼う事は、衛生的にもしつけにもよくありません。

もう一度掃除や片付けが出来るかどうか、自分で判断してください。

 

家族関係が変わる時

今は一人暮らしかもしれませんが、何年か先の将来はあなたが結婚したり、子供が生まれたりなど考えられることです。

その時、家族関係が変わっても犬を飼い続ける自信はありますか?

結婚相手が犬嫌いや犬アレルギーかもしれません。

生まれてきた子供が動物アレルギーかもしれません。

 

犬が介護状態になったら

今は犬も長生きになりましたね。

嬉しい半面、長生きするという事は人間と同じように介護の必要が出てくる可能性があります。

寝たきりでトイレも食べることも自分で出来ないようになるかもしれません。

 

家族がいれば協力しあい、やっていくことも出来るかもしれませんが、一人暮らしだった場合、それを全部1人で背負わなければなりません。

そんな先のことは今言われても・・と思うかもしれませんが、犬を家族のもとで寿命を全うさせるという責任があります。

先のことの生活もシュミレーションしてみましょう。

 

平日も週末もほとんど家にいない

平日は残業続き、週末の休みも買い物やレジャー等で留守がちで殆ど家にいることがない。

犬はつねに誰かとかかわっていたい動物です。

 

もし、飼い主さんがほとんど家にいない状態で、犬とコミュニケーションがとれないなら、お互いに不幸になるだけです。

生活パターンを変えることが出来ないなら、犬を飼う事を考え直してください。

スポンサーリンク

犬だけでお留守番は出来る?

色々、厳しい条件を並べてしまいましたが・・実際に一人暮らしで犬を飼っている人はたくさんいます。

犬の為に色々飼い主さんは工夫して、犬とコミュニケーションが取れるようにしていることでしょう。

一人暮らしで一番の心配事と言えば、日中帯に犬がお留守番を出来るかという事ではないでしょうか?

 

犬のことも心配だし、家の中のことも気がかりですよね。

やはり日中、家に誰もいないのは、犬にとって理想的な環境ではありません。

とはいえ、成犬であればトレーニング次第で半日程度の留守番は出来るので、一人暮らしや共働きでも犬を飼う事は出来ます。

犬を飼う時期は、やはり子犬の時期からという飼い主さんは多いでしょう。

 

ここで一人暮らしの問題で出てくるのは、子犬の時期の世話をどうするかという事です。

生後2ヶ月くらいの子犬は1日に4~5回食事を与える必要があり(成犬は1日2回ですが)排泄も頻繁です。

しつけの事を考えても、日中子犬がずっとひとりで過ごすというのはお勧めできません。

仕事をするにあたっても、昼休みは戻ることが出来る、近所の親戚や知り合いにお世話を少しでもお願いできるなど、

子犬の世話ができる環境を作らないと難しいでしょう。

 

あるいはペットシッターの手を借りるのもひとつの方法です。

最近は日中、犬を預かってしつけなどもしてくれる犬の保育園のような場所も登場しています。

又、成犬から飼うというのも選択肢のひとつです。

 

一人暮らしにおススメの犬種は?

一人暮らしなので、一般的には単身用マンション等に住んでいる人が多いのかなと思います。

部屋の広さや扱いやすさや、万が一知り合いに頼むことが発生した場合、などの事を考えての飼いやすくおススメの犬はやはり小型犬でしょう。

 

中型犬や大型犬を飼えないわけではありませんが、車での移動のしやすさや知り合いが大型犬を怖がるといったことも考えられるからです。

色々なことを総合して一人暮らしで飼いやすいおススメの犬種は、チワワ、ダックスフンド、シーズー、トイ・プードル、などです。

 

中型犬では飼い主に忠実な柴犬でしょう。

ただ同じ犬種でも、性格は違ってくるので飼う前にその個体にあって、抱っこしたりして相性を確かめて下さい。

 

成犬から飼うのもひとつの方法

子犬はとても愛らしく、成長過程を見るのも楽しみの一つですね。

しかしその分、手間もかかります。

生後2ヶ月くらいまでの子犬は、食事の回数が多い事は上記で書きました。

 

もし子犬にこだわらない、多忙で子犬から世話をする時間は取れない、でも1人暮らしだけれども犬を飼いたいというなら、

知人や動物愛護団体などから、ある程度しつけのされた成犬を譲り受けて飼うのもおススメです。

成犬になるとなかなかなつかないのではと思う人も多いようですが、それは犬の性格にもよります。

 

又、飼育放棄など過去につらい経験をしている犬の場合、新しい飼い主が優しく接するとその喜びはとても大きく、意外と早く新しい環境に溶け込めることも多いようです。

女優の杉本彩さんが、飼育放棄された「小梅」という犬をレスキューして育てていらっしゃいます。

テレビでも放映されたので、ご存知の方も多いでしょう。

 

成犬の場合、性格やクセがだいたい決まっているので、はじめからその犬にあった接し方が分かるというのも利点です。

ただなかには飼育放棄されていた犬や複雑な事情をはらんでいるケースもあり、何かのきっかけで大きな問題行動に発展することもあります。

いずれにしても、信頼できる譲渡先を見つけることが第一です。

譲渡の際はもちろん、譲り受けた後も色々と相談できるところを探しましょう。


スポンサーリンク

 - 犬情報 , , , , , , ,

  関連記事