健康で可愛い犬を!初めての犬の選び方5つのポイント
2017/04/09
初めて犬を飼うとき、ペットショップにはたくさんの犬が並んでいてどれも可愛くて迷ってしまいますよね。
生まれたてのまだよちよち子犬や、純血種で混じりっ気のない犬、CMで見かけた犬などどの犬も心惹かれる物があると思います。
いったい何を基準に選べばいいのでしょうか?
ペットショップでアンケートを取った結果、約4割の人が直感や一目惚れで、第一印象だけで犬を選んだことがあるそうです。
しかしそれは待ってください。
実際に可愛いから、一目見た時心が通じあうような感覚があったからと、それだけで決めてしまうのは後々のトラブルを招きます。
実際に何も考えずに犬を選んでしまった人は、その後犬を手放したりという問題が多いのも事実です。
どのように犬を選べばいいのか、飼い主さんやその家族にあった犬を選ぶ選び方をご紹介します。
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犬の選び方ポイント1 犬の大きさを選ぼう
犬には大型犬、中型犬、小型犬の3つの大きさに分けられます。
大体大型犬は30キロ、中型犬は20キロ、小型犬は10キロ未満を基準として考えましょう。
セント・バーナードなどの超大型犬は70キロにもなるので、犬が快適に暮らせるスペースやエサ代が十分に確保できないとまず選択肢からは除外するしかありません。
マンションなどで室内飼いするなら、やはり小型犬か中型犬のほうが飼いやすいです。
大型犬でも室内飼いはできますが、毎日のお散歩は欠かせません。
また、大型犬の場合はしっかりとしつけができないと、物を壊したり、その巨体で一人でソファーを陣取ったりと、力がパワフルなぶんトラブルが起きやすいです。
犬を飼ったことがあるしつけの経験者ができる人がいるならいいですが、全くの初心者という場合は小型犬か中型犬を選んだ方が確実でしょう。
犬の選び方ポイント2 毛の長さを選ぼう
犬の毛は主に5つの種類に分かれています。
詳しくは「うちの犬は何タイプ?犬の毛5つの種類別お手入れ方法」をご覧ください。
大きく2種類に分けるならば、長毛か短毛のどちらかを選ぶことになりますが、長毛種の犬のほうが当然お世話の手間暇はかかります。
毎日のブラッシングは基本ですし、室内で飼う場合はどうしても犬の毛が服やカーペットに飛び散ります。
外出の際はコロコロをかけて出かけなければならないということが基本となります。
短毛種の犬は、長毛種の犬に比べるとブラッシングの手間は軽くなり、スムースコート(極短毛)の犬などは日頃のブラッシングは必要なく、蒸しタオルで拭いてあげるだけでもOKです。
毛が飛び散る心配もないので、室内飼いにはとても楽な犬種だといえます。
ちゃんと毎日ブラッシングができるか、できないなら定期的にトリミングに連れて行きましょう。
犬の選び方ポイント オスかメスか選ぼう
犬ももちろん1匹1匹人間のように個性豊かで個体差が大きいですが、性別による個体差があります。
メス犬は基本的に縄張り意識が低いため、しつけがしやすく、比較的早く人間に慣れる傾向にあります。
オス犬と比べて体力は少ないため、お散歩もゆっくりしたペースでこなせます。
とくに赤ちゃんや小さな子供がいるお家では、攻撃性の低いメスがおすすめです。
しつけをされていないオス犬の場合だと、赤ちゃんに対して攻撃的になる場合があります。
オス犬の場合は、縄張り意識が高いためしっかりとしつけができる飼い主でないと、言うことを聞かないバカ犬になってしまう可能性があります。
しかしその分しつけがちゃんとできたときは、飼い主のことを慕うお利口さんな犬となります。
またメスと比べると活発で、大人になってからも元気に走り回るというやんちゃさを持っています。
一緒に犬と運動をしたい、ウォーキングが好きだという人はオスのほうが相性が良さそうです。
そして意外なことですが、犬はオスのほうが甘えん坊が多く、大人になってからも一緒にベッドで寝たがったり、飼い主が外出するといつまでも寂しそうに鳴いているのはオスが多いです。
犬に甘えられたいという人は、オスの方がいいですね。
総合すると、犬と初めて一緒に暮らす飼い主さんはメスのほうが飼いやすいと言われています。
しかし、やはり一番大きな要素はその犬の性格です。
メスでも甘えん坊で活発で、どんな芸当もこなす!という真逆の性格の犬もいます。
犬を譲り受けるときにしっかりと犬の性格と相性を確認することが大切ですね。
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犬の選び方ポイント 純血種かミックス(雑種)を選ぶ
とくに初めて犬を選ぶ場合は純血種を求める傾向があるそうです。
やはり犬といえばパピヨンやビーグルといった犬に名前がある純血種がかっこいい感じはしますよね。
純血種は混じりっ気のない血統で、パピヨンならそのものの特長が表れる犬が多いです。
上品な外見の割に活発で頭がよく、運動神経にも優れています。
その点ミックス型のパピヨンの場合は、パピヨンの特長である点が表れにくく、あまり活発でなかったりします。
純血種で注意したいポイントは、その犬がなりやすい病気があるということです。
例えばダックスフンドはヘルニアになりやすく、プードルは膝蓋骨脱臼にかかりやすいなどの病気があります。
しかしあらかじめなりやすい病気が分かるので、予防対策が取れやすいとも考えられます。
ミックスの犬は、色々な血統の犬の血が混ざっています。
そのため体が丈夫で、様々な病気からの免疫を生まれたころから持っており、病気をしにくいという特徴があります。
平均寿命も純血種よりミックスの方が長寿になるという統計があります。
ミックスの場合、子犬のときに飼うと大人になるときどの程度のサイズまで大きくなるのか予測がつきにくいとろこが難点です。
純血犬種×ミックス犬の場合は、純血犬の特長のほうが強く出ますが、ミックス×ミックスの場合はまったく予想がつきません。
うちの都合で大型犬は絶対に飼えない、などの場合は、大人になったミックス犬にするか、純血種の小型犬を選んだ方が無難です。
そしてミックスを貰う場合は、一般家庭から子犬をもらうという場合が多いので、すでに生活音に慣れているというメリットがあります。
そのため無理なく人間との生活に慣れやすく、スムーズにしつけができます。
犬の選び方ポイント 子犬か成犬かを選ぶ
犬を飼うなら子犬でしょ?と初めから子犬しか考えていない方もいますが、初めて犬を飼う場合は成犬のほうが飼いやすいです。
子犬はまだしつけがされておらず、全く0の状態からお家に入ってくることになります。
そのため犬の正しい接し方が分かっていないと、しつけが上手くできず無駄吠えを繰り返し、飼い主が近づくと唸るなどの犬になってしまう可能性もあります。
その点成犬はすでにその犬の特長が分かるので、大人しい犬なのか、活発な犬なのかなども飼う前に分かります。
また、しつけをされている犬を選べば、子犬を一からしつけるよりは相当な知識と手間が省けます。
保健所などには飼い主から捨てられた犬たちがたくさん待っています。
ペットショップに行かれる前に、ぜひ一度保健所の犬たちに出会ってみて下さい。
つぶらな瞳で新しい飼い主を待っている、お利口な犬がたくさんあなたとの出会いを待っていますよ(^^)
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