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犬の知能は世界ランク6位!犬種ごとの頭の良さランキング

      2017/04/09

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犬と一緒に暮らしていると、犬って頭がいいな~と思うことがあります。

散歩やご飯などの言葉は子犬の頃からしっかり覚えますし、しつけもきちんとトレーニングすれば覚えてくれます。

何より、人間と一緒にストレスなく共同生活を送ることができるレベルというのが凄いと思っています。

他の動物だと、なかなかそうはいきません。

犬はどれほどの知能を持っているのか。犬の知能に関した研究データを元に、犬種ランキングなどをまとめます。

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犬の知能はどれくらい?

人間で言うなら2~3歳

犬の知能は人間で例えると2~3歳ほどの子供と同じくらいであるとされています。

2~3歳くらいの子供は、言葉を理解して喋るようになって、周りと言葉を使ってコミュニケーションを取ることができる年齢です。

1歳までの自分のことを話せず、また周りのことを理解できない頃と比べて、一人の人間としてとして周りと共同生活を送れるまでに発達します。

確かに、このくらいの子供と犬を重ね合わせると、そのくらいの知能くらいなのかなと感じますね。

 

250個の言葉を覚えられる

頭の良い犬は250もの言葉を理解し、記憶することができます。

これはボーダーコリーやゴールデンレトリバーなど、頭の良い犬の場合です。

普通の犬でも200個以上の言葉を覚えることが可能なので、日頃よく使う大抵の言葉は覚えていることになりますね。

英語でも、200語覚えていれば自分の身に関する必要最低限のことはできそうです。

 

トレーニングすればもっと賢くなる

200単語覚えられるというのは、元々の犬の地頭の能力です。

人間も、言葉を教えられたわけではないのに、気が付くと普通に言葉を話せるようになっていますよね。

そこから勉強を積み重ねていくことによって、たくさんのことを理解していきます。

そこで犬も、トレーニングすればもっとたくさんの言葉を覚えられることが分かっています。

犬の場合は人間のように将来のために勉強しなければならない、という強制力はありません。

そのため、犬の頭の良さを引き出すためには、犬が楽しいと思える遊びを取り入れながら育てることです。

知育玩具などを使い頭を活性化させ、おかしを与えながらしつけや言葉を覚えさせていくという方法です。

犬が言葉を覚える勉強が楽しいと思うことはありませんが、人間と共に遊びを通して楽しさを感じて行ければ、犬は自然と賢くなります。

 

犬の頭の構造は人間とは違う

人間も動物の一種ですが、人間は他の動物と比べて脳にとても特徴があります。

その最もたる部分が、大脳皮質が発達しており、これにより「理性」が生まれることです。

人間は高い知能を持っていますが、それをコントロールしたり欲望を押さえて周囲との共存をはかるには、この理性が最も大切です。

 

理性を持っているからこそ、人間は知能を活かし、ここまで発展することができました。

犬はというと、理性をつかさどる大脳皮質はあまり発達していません。

このことから、動物の中でも高い知性がありながらも、善悪を判断することはできないということです。

全ての物事を短絡的に考え、していいことと悪いことの区別がつかないため、人間との間でギャップが生まれたりします。

これがいわゆる「しつけ」に結びつきます。

 

脳の構造から犬には叱った方がいい

犬を叱ってしつけをすることはよくない、かわいそうだという飼い主さんもいると思います。

しかし犬は脳の構造上、善悪の区別がつかないため、叱られることでしか判断をすることができません。

行動したことに対して怒られて初めて、「あっこれはやってはいけないのかも」と思うわけです。

 

ですから、一度しつけを始めたならそれをずっと繰り返し、決して甘やかして態度を変えてはいけません。

しつけを途中で辞めてしまうと、犬は「あれ、この前はここで叱られたのに、今日は何も言ってこない」と、どうしていいのか分からなくなってしまいます。

これは飼い主に対しての不信感を生み、逆に信頼を崩してしまう結果となってしまいます。

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頭のいい犬種ランキング

犬の知能を研究しているスタンレー・コレン博士がまとめた研究結果です。

この基準は、人間が犬に命令を出して、どれだけ正確に命令を遂行できたか、という視点で細かいスコアごとにはかったそうです。

1位 ボーダーコリー

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ボーダーコリーは高い知性を見せ、命令の98%に従う能力を見せたそうです。

これは犬の中では断トツの数値で、2位のプードルとの差が開いています。

しかしボーダーコリーはその頭がよすぎる点から、人間の視点からの理解力が見られたそうです。

これは、普通の犬が持っている忠誠心だけではなく、考える力があるという事です。

そのためボーダーコリーは子犬のころのしつけが強く影響し、子犬の頃にしつけないとただの我儘な犬になってしまうこともあります。

しつけをしっかりできれば、人間の子供と暮らしているような感覚になります。

 

2位 プードル

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通常賢いとされる犬は中型犬~大型犬が多い中、小型犬の中からプードルが堂々の2位のランクイン。

プードルは元々の発症が作業犬だったため、高い知性と作業遂行能力を備えています。

また自立心や思考力も見られ、他の犬とは違う、オリジナルティ溢れる知性を備えています。

自分の求められる役割が分かるので、日本ではセラピー犬として、現在では福祉施設なので活躍しています。

学習能力が高いので、たくさんの人の顔が覚えられ、その人のためとなる行動ができます。

 

3位 ジャーマン・シェパード

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最も賢い犬といえば、シェパードを上げる人も多いのではないでしょうか。

それほどシェパードの賢さは広く認知されています。

警察犬として有名で、犬の中でも人間への忠誠心と任務への遂行力はずば抜けて高いことが特徴です。

知能が高いうえに体力があり、あごの力が強く、身体能力にまで優れているという、文武両道を兼ね備えた犬です。

シェパードは忠誠心が強いため、大変な訓練でも嫌がらずに何度も練習をして習得するという忍耐力があります。

この特徴が、シェパードが警察犬として選ばれている理由なのでしょう。

 

4位 ゴールデン・レトリーバー

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服従競技の中で最も高得点をたたき出したのがゴールデン・レトリーバー。

常に飼い主に気に入られようと行動する点が見られ、自分よりも飼い主を優先させるという特徴があります。

その性格から、人の心を読み取ろうとするしぐさが見られ、人の感情をいち早く察知することができます。

犬が悲しいときに寄り添って来たりしてくれるのは、このような能力からなのでしょうね。

 

5位 ドーベルマン

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番犬やガードマンとしてのイメージが強いドーベルマン。

まさに人間のためのガードマンとして、ジャーマン・シェパードとジャーマン・ピンシェルなどの高い知性を持つ犬と組み合わせて作られました。

アメリカではとくに人気があり、広いお家を守ってくれるための番犬として飼っている家庭も多いようです。

ドーベルマンは飼い主に忠誠心が強いですが、知らない人に対しては強い警戒心を抱きます。

その特徴が番犬としては優れていますが、飼い主がしっかりしつけ・管理をしなくてはならないので、初心者向きではありません。

 

犬の知能 全動物ランキング

1位 チンパンジー
2位 豚
3位 イルカ
4位 オウム
5位 クジラ
6位 犬
7位 タコ
8位 ゾウ
9位 リス
10位 猫

世界中の動物の中で犬は6位という結果でした!

まさか豚より順位が低いとは驚きですね。というか豚が知能が高すぎるっ

犬とほぼ横並びの知能なのが、タコというのが笑えます(^^)


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